星座写真の写し方

星座というよりも星空写真を撮影をよくするので「星座写真の写し方―デジタルカメラによる」を読んでみました。

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それなりに星空の写真を撮っていて、あーだ、こーだ考えてそれなりにノウハウがあるつもりだったのですが、全然甘かったです。
やっぱり長年のノウハウがある物はすげーなと思いましたよ。Kenko PROソフトンみたいな拡散フィルタを使って星の明るさの違いにメリハリをつけるとか思いつきません。

デジタルカメラならではの後処理のノウハウも充実。画像処理の事はある程度分かっていても、専門ではないのでここも助かりました。

ただ入門的な本なので赤道儀なんかについてはさらっとしか触れられていません。

そして、目的の為に最新のアイテムを使うのは当然ってことも驚く。
よしかわもiPhoneの星座シュミレーションソフトを使っていろいろ確認したり、都内で撮影時はGoogleEarthで建物を3D表示してロケハン的な事をするなんて少し前に思いついたのですが、この本が出た2011年からやっていたのか。実際この本を買ったの2011年3月で最近までほったらかしだったのは大失敗。

どうでもいいけど、北極星って撮影していると動いている事に気づくんだけど、天の北極から北極星が1度ずれているとかってこの本を読んで確認出来たりしたのもよかった。

って事で、星の写真を撮る事に興味があってある程度ノウハウをまとめて知りたいときにはよい本でした。てか、もっとはやく読むべきだった。

ヨシカワ ブログ