東京モーターショー2015

サイクルモードとか予定が色々あったので今日しかないって感じで文化の日に東京モーターショー2015に行ってきました。

ここ数回の東京モーターショーは外国車の出店がなかったり、国産メーカー以外ワールドプレミアがほとんどないってな状況でしたが、今年はなんだか少し元気にな感じになりました。

最近デザインが元気なマツダのRX-VISION。とはいえデザインがロードスターは顔つきが少し系統が違う感じがしたのですがRX-VISIONを見て納得。RXシリーズはポルシェ924系のデザインの呪縛から放たれたFDのRX-7が面白くて模索のRX-8ときてこのデザインです。クラシックなクーペの伸びやかな美しさを持ったRX-VISIONは非常に美しかったです。ただショーモデルで全然現実的な感じがしないサイズ。でも最近のマツダは何をするかわからないので今後に期待したいです。ただSKYACTIV-Rもいいけど、タイミング的にはモーターにしてもいいんじゃないのかな？とか思ったり。

今回の個人的な目玉というかこれを見るために来たルノーのトゥインゴ。

トゥインゴの展示で３枚に開く（？）展示があったけど、以前から思っていた通りこの構造はEV版が出そうな感じをひしひしと感じた。もっともSmartの方だけかもしれないけど。

サイズは丁度良い感じのサイズ、FIAT 500Cを乗っていたので車内の広さは必要にして十分で問題はないかな。荷室も思ったより広い（狭いけど）。

ちなみによしかわはこの水色に明るい内装の組み合わせでキャンバストップを買う予定（買うのか？）。

タイヤが45タイヤで驚く。なんか昔は45タイヤなんてとっても高性能な車向けの扁平率だと思っていたけど、そうでもないのね。

そんなことをあれこれ見ながら説明員の人にいろいろ聞いていたら、ブースの奥に連れて行かれてあれこれアンケートを答えることになった。購入時の競合車種を聞かれて「ロードスターですかねぇ」とかって答えている時点で適切なアンケートの人とは思えない。

同じ建物に日産、ポルシェ、VW、アウディ、シトロエン、プジョーとかあったけど気になる車がなかったので無視。
ただ、プジョーとシトロエンはその場でハッシュタグをつけてツイートするとシトロエンの歯車、プジョーのライオンの飴をくれた。

アルファロメオの4Cはあのハスの花みたいな不気味なライトはやめて普通のライトになっている。

西館の4Fフロアはいろいろなものがあって皇室仕様のナンバープレートとかがあった。希望ナンバープレートのことなんかをやっていたブースで展示されていた。

そしてトミカを覗いてみたらスターウォーズシリーズがあることを知って驚く。トミカなのにタイヤが付いていないじゃん！

スバルのインプレッサコンセプトはレボーグの流れのデザイン。実際に登場する時は内装のクオリティとかをもう少し上げてくれればいいのになぁ。

BMWのEVだかプラグインハイブリットの横にあった充電器のコネクタ。日産のリーフなんかとは違うコネクタ。これ、今後日本で普及させていくときどうするんだろう。

KEN OKUYAMAデザインのトラクター。KEN OKUYAMAってなんかうさくさいので好きではないんだけど、このデザインはいいね。変形して立ち上がりそう。

矢崎のブースで「矢崎と言ったらタコグラグのCMが…」と無茶振りをしたら「これでもずいぶん新しいものですが…」ってタコグラフを見せてくれた。エライ！

またトヨタとかいろいろぶっ飛ばしでホンダブース。
「想いを超えろ。」って熱いメッセージの下にEVカブのコンセプトモデルが置いてあった。

なんだかんだ言ってもカブはホンダを象徴する存在で、一部の地域ではバイクのことをホンダと呼ぶとか、バイクが動かなくなったと言われて調べてみたらただガス欠で持ち主はガソリンを入れる必要があると思っていなかったとかって数々の伝説があったりするわけです。
ただ、少し前に中国で暮らしていた時にショックだったのはこの手のバイクは住んでいた蘇州では全く存在せず電動自転車という呼び名で電動の原付が走っていました。シティーコミュータとしてガソリンを使った原付なんて全く存在しない状態、完全に電動です。価格も５、６万とか安い（当時の現地の人の給料から考えると高かったけど）。確かに中国の電動自転車は価格が安いといっても安いなりで、バッテリは普通の車のバッテリで同僚が持っていたけど、充電するために外して部屋に持っていくのがえらく大変だとか言っていました。
とはいえ、出来るものでなんとかして突き進んでいる光景を見た後に、日本に帰ってきてカブが未だにガソリンで走っているなんていう風景を見ると危機感しかないわけです。

そんな風に思っていたのでEVのカブがメインとなるメッセージの下に飾られいるわけです、目頭が熱くなるじゃないですか。勝手にホンダの決意だと受け取っていました。やっぱり日本のメーカーが活躍して欲しいですよね。

そのEVカブだけど、横にあるコンセントのシンボルマークがカエルに見えて仕方がなかった。

続いてヤマハ。ゴードン・マーレーと共同開発しているシティコミュータをベースにしたスポーツカーとがあったけど、このロッシに挑むMOTOBOTってな研究（？）内容がアピールされていて驚く。まぁ、人の限界を超えた領域でのデータを集めて今後の製品に生かすとかって目的みたいだけど、熱かった。

あとヤマハでPASのロード版が置いてあった。

ロードバイクってやっぱり体を動かしたり苦労をしたいものだと思っているので想定ユーザーがわからなかったんだけど、話を聞いたら幾つか考えを挙げてくれたけど「ロードバイク好きの旦那を持つ奥さんが一緒にツーリング」って話は超納得。

あとはトラックとかを見ていた。

いすゞは前回も古いトラックを出していたけど、今回もそんな感じ。袴姿の子はいなかったけど。

そんなわけで見たかったルノートゥインゴとカブのEVモデルが観れたので収穫の多いモーターショーでした。