旧DockコネクタのiPad Camera Connection KitをiPhone 6sで使う

iOS 9.2からiPhoneでもUSBカメラアダプタやSDカードリーダが利用できるという話を聞いたので、ハードではなくてOS側の対応なので30ピンというか旧DockコネクタのiPad Camera Connection Kitも使えるのか試してみたら使えました。

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PENTAX K-3 + HD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR
使えたと言ってもiPhone 6sのLightningコネクタで利用するためにDockコネクタを変換するLightning – 30ピンアダプタが必要になります。

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PENTAX K-3 + HD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR
つなぐとこんなひどい状態…

つなぐと自動的に「写真」アプリが起動して取り込み状態になります。ポイントはCanon PowerShot G9Xで撮影したRAWデータの取り込みができています。もちろん自動的に現像されてJPEGだかPNGにしてくれているようで、他のアプリで使うことができます。
Fig 1
取り込み後はデータを削除するか、残すか確認されます。このとき削除をしてしまってもiPhoneにオリジナルのデータがちゃんと残っているのでiPhoneとMacを接続すると取り込みができました。
Fig 2 Canon PowerShot G9XのWi-Fi機能やFlashAirを使ってWi-Fi接続して写真をiPhoneに送るってのは便利そうなんですけど、お互いを認識するのに時間がかかる、転送速度が決して早くはないので送信に時間がやたらかかったりするので出来るけど快適には使えない。必要があれば頑張って使うって感じなので、だったらダイレクトにSDカードを挿したほうが楽かも。まぁ、ごちゃごちゃ繋いでいる時点で美しくはないって言われると返す言葉はありません。

まぁ、iPad Camera Connection Kitを持っている人がiPhoneにSDカードから直接写真データを取り込むために新しく出たLightning – SDカードカメラリーダーを買わないって選択もあるってことで。

ヨシカワ ブログ