iPhone 11 Pro

iPhone Xのバッテリが限界だったのでiPhone 11 Proを購入しました。

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背面が白いモデルが基本的に好きなのですが、あのレンズの強調感が嫌だったので今回はスペースグレイにしました。ストレージは256GBモデルです。
黒いモデルは白モデルが遅れたiPhone 4とiPhone 7の時ぐらいなので久しぶり。

iOS 12.4あたりからiPhoneからiPhoneへWi-Fi経由で環境移行が出来るようになったので早速使ってみたのですが、移行にかかる時間が10時間とか表示がされたので諦めてiCloudからの復旧させました。

面倒だったのはWallet周りのSuicaとカードの情報移行とBluetoothの再ペアリングぐらいであとはなんかいい感じで移行できています。

次の日から旅行だったのでお約束で超広角の撮影を繰り返す。
IPhone 11 Pro


iPhone 11 Proを使ってみてわかったのですがカメラ、写真アプリが強烈な機能を持っていておったまげる。
まず、注意点としてカメラの画質はiPhoneのCCDのサイズなので拡大してみるとそれなり。iPhone Xよりは気持ちよくなったような気もしますが、SNSで使う分には十分程度の画質でしかありません。

で、なにが強烈かといえばカメラアプリが標準と望遠の撮影時に一つ広角サイズのカメラを使ってフレームの外側が分かるようになりました。これレンジファインダーでフレームの外が見えるのとよく似ている。フレームの外に何かあるか気づいたり、もしくはこれからフレームに入るものをイメージしながらシャッタータイミングを調節できる。
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そしてカメラアプリの設定で「写真のフレームの外側を含めて撮影」ってのがあるんですけど、このフレーム外が表示されるのと同じで一つ広角の写真を同時に撮影して後からフレーム調整、サイズ落とすことなく傾き補正もできます。
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ただ合成している関係でフレームの外側の部分はちょっと画質が落ちます。左側がフレーム内、右側がフレームの外側で明らかにディテールが無くなっていてモヤモヤしています。
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ただひとつ欠点があってカメラアプリが重い。起動に時間がかかったりするわけではないんだけど、起動するとバックグラウンドのアプリとかが落ちます。また、写真撮影時に暗いとノイズ処理で一杯々々になってしまうのか先ほどのフレームの外側を撮影する機能が動きません。

iPhone XはFaceIDとUIの一新が印象的でしたが、iPhone 11 Proはこのカメラに衝撃を受けました。ハードウェアとソフトウェアの組み合わせで写真撮影の可能性にはまだまだ先があることを感じさせる久しぶりの面白いiPhoneでした。

ヨシカワ ブログ