Zwiftはじめました

昨年は週末が雨で走れなかったことが多かったのとコロナ禍で外を走れなくなる可能性があったのでホームトレーナを導入しました。

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導入したのはGROWTACのGT-Roller M1.1
Tacx NEO 2T SmartやwahooのKICKRスマートトレーナーも検討していたのですが、昨年のサイクルモードでNEO 2T Smartに乗った時はペダリングが全然自然ではなかったので却下。KICKRスマートトレーナの方はネット耳年増になってしまって故障の情報をいくつか見て「この価格で数年持たないとかは辛い」なんて思いがあって踏ん切りがつけられず。
以前からペダリングスキルを磨くにはGROWTACだとは思っていたので気になっていたのですが、今年に入ってからGT-Roller M1.1のPTZ機能を知って欲しい欲が倍増。そんな中でのコロナ禍が最後の決め手となって購入に至りました。

さて、自転車を設置してみるとこんな感じになります。
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スマートトレーナと比べると3本ローラ同様にすこし自転車の位置が上がります。
これがなかなか曲者で、三本ローラはフレームの枠があるのでその上に足がかりに自転車に跨ることができますが、GT-Roller M1.1はそうはいきません。ペダルを足がかりに自転車に跨ることもできるのですが乗降がとにかく大変。結局は10センチくらいの高さがある足場を横に置いて、足場を足がかりにして自転車に跨るようにしています。

で、早速乗ってみたのですが3本ローラと違って安定していて緊張感がないせいかすぐに飽きます。
三本ローラだと1時間くらい乗っていることができたのですがGT-Roller M1.1は全然ダメ。すぐに飽きる。
Zwiftは興味を持ちつつも必要性を感じていなかったのですが、これはイカンってことでZwiftでセントラルパークのコースをレースでもなんでもないコースを始めてみました。実質ただのサイクリング。

いやー、Zwiftすごい。
iPhoneの画面でレースでもなく画面上でいろんな人とサイクリングしているだけで時間があっという間に過ぎる。とはいえ1時間ぐらいすると飽きるので1時間≒30kmくらい走っています。

そして三本ローラを持っていても使わなくなったのは気を抜くと落車をする恐怖があったからなのですが、それが無くなったのは非常に良い。汗をふくのがとにかく楽。一応三本ローラで手放しをして汗を拭くくらいのスキルを身につけたのですが、汗を拭きながら「おっとっと…」って危ないことがちょくちょくあったりしたので体、自転車のダメージの心配から解放されました。

ちなみにZwift環境はPioneerのSGX-CA600とiPhoneをBluetooth接続しています。
パワーメータ→SGX-CA600→Zwift(iPhoneかiPad)という構成。

で、Zwift依存の体になってしまったのですぐにZwift環境を整えました。
まず、iPhoneの画面はいくらなんでも小さ過ぎるので家にあったiPad mini 2に端末を変更。視線の先に来るようにカメラの三脚に固定して使っています。こんな感じです。
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フスマとか向こうに見えるチーバくんグッズについては気にしないでください。

それはさておき、iPad mini2って2013年に発売された端末なので使えるのか心配だったのですが、起動が遅い以外はとりあえず普通に動いています。ただCPUは全開なのか1時間でバテッリ残量が100%から30%くらいまで減ってしまいます。1時間くらいしか乗らないのでとりあえず問題ないかな。もしもっと長い時間使う場合はモバイルバッテリでも繋いでおくことにします。
iPad mini2もOSのサポートが終わっているのでiPad mini5かiPad Proを買うか悩み中です。

三脚にiPadを固定するために「Ulanziタブレットホルダ」を購入しました。

さらに気温が上がってきたので上下にも首を振ることができる扇風機(現行モデルはPJ-L2DBGかな?)を以前買っていたのですが、それがちょうど良いので少しシーズンが早いのですが引っ張り出してきました。リモコンがついているので風力を手元で変えられると、まさにホームトレーナを利用するためのような扇風機です。もしこれがなかったらスマートフォンで操作ができる+Styleのスマート扇風機2Sを買っていたかも。

ちなみにZwiftの利用頻度ですが雨の日に使うくらいでそれほどの頻度ではありません。

最後に気になると書いていたPTZの機能ですが、走りはじめの15分くらいは少しペダリングが引っかかるような感覚がありますが、15分くらいを過ぎると気にならなくなります。三本ローラの頃からこの時間はケイデンスも上がりにくくて、よしかわの中では「体が温まるの必要なアップの時間」と捉えていました。
その時間を過ぎても本当に速度を落とすと気になり始めるのでペダリングモニターのベクトル解析と組み合わせて悶々とペダリングが綺麗になるように修行中です。練習の成果かよくわかりませんが、ペダリングモニターで走行後に表示されるペダリング効率の平均が30%前後とひどい値だったのが37%くらいまで改善しました。もう少し頑張りたい所存です。

ちなみに、コロナ禍で周りのZwift率が上がったのかStravaのタイムラインに表示される走行履歴が一時期Zwiftだらけになっていました。てか午前中に4時間とかZwiftで走り込むとか変態もちらほら。

そんな訳で雨の日も練習ができる環境ができたのでいつ来るかわからないヒルクライムのレースの日に向けて走り込みを頑張ります。

ヨシカワ ブログ