IZU TRAIL Journey 2021の装備を振り返る

IZU TRAIL Journey 2021の装備を振り返ってみたいと思います。

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今年は大会の数日前に午後から強風が吹くので防寒を気をつけるように連絡がありました。連絡があったのですが、例年のウェア以上の厚着は無理なのでそのまま行くことにしました。とは言え、IZU TRAIL Journeyの初回が強風で低体温症の人が続出したと聞いていたのでちょっとビビっていました。

ウェア類

シューズ

LA SPORTIVAのLYCANはグリップが足りないのと寿命がきたのでHOKAのTORRENT 2にしました。
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HOKAは幅が狭くてよしかわ向きではないと思ったのですが、新しいシューズを購入するときに店員さんと話して色々試していて、HOKAを提案されたので試しに足を入れてみたら「あれ、いけるじゃん」って感じだったのでチョイス。インソールは気になっていたSUPERfeetを入れてみました。
HOKAはフカフカと聞いていたのですが、ホームページにある通りソールは「柔らかい」ではなく「反発性のある」とある通り普通のシューズでした。さらにインソールにSUPERfeetを入れているので踵はガッチリした感じになっています。
しかし走ってみるとすごく足が軽い。普通のロードシューズでもこんなに軽快に走れるシューズはないと思えるくらい良かったです。ニューバランスのシューズを長年愛用していたのですが、ロードのシューズも次はHOKAにしてみようかと思うくらい良いです。
ただ、よしかわの足に完璧にあうかというと微妙で、30キロ以上走ると右足の母子球の外側あたりにどうしても少し豆ができます。酷くはならないので許容範囲なのですが、テーピングを貼った方が良さそうな感じ。
今回のレースでは小指の爪が少し伸びていたのか、靴下に小指の爪が引っかかる感じがあったのですが、案の定ゴール後に確認すると残念なことになっていました。これはシューズというよりも爪切りの問題かなと。あと、それ以外の指というか爪は問題なしでした。

また、後半疲れてくると足の裏が痛くなることが多かったのですが今回はそれもなくてなかなか良さげ。ただこれは今回ちゃんと事前に走り込みをしたのも大きかったのかも。

あと、いつもはシューズのサイズが28cmだったのですが、27.5のワンサイズ下でも問題ありませんでした。ロードのシューズもワンサイズ下がったのでなんでかわかりませんが、足のサイズが小さくなった模様。

靴下

ここ数年定番のdrymaxのLiteTrail RUNNING ライト・トレイル・ラン(1/4Crew)です。厚手なので冬場はランでも自転車でも手放せない靴下。耐久性もあるので一度使ってみることをお勧めします。

インナーウェア

上はSKINSのA400です。レースの時しか着ないせいか何年も使えています。
下は2XUのPWXコンプレッションタイツ。足首の部分が非常に細いので脱ぎにくいとか、なぜか足とお尻の付け根の部分が擦れてレース後に痛い。
面倒なのでいつもウエストの紐を結ばずに使っていたのですが、どうにもずり下がる気がしたのでレース後半はちゃんと紐を結んだら快適になりました。お尻のスレもちゃんと紐を結べば大丈夫だったのかなぁ…うーん。

トップス

パタゴニアのキャプリーン・サーマルウェイト・ジップネック・フーディ。汗抜けを重視して選んでいるので、確かにあせび絵とハム絵なんですが風が吹くと寒い。一緒に出た友達にミズノのブレスサーモのミッドウェイトが暖かいのと汗の処理が優れているのでお勧めと聞いたので今度買ってみようかと思っています。
ちなみに今年は暖ったせいもあるのかもしれませんが、普通に半袖とアームカバーで走っている人も多かったので、かなり寒がりの厚着だと思ってください。

ランニングパンツ

ノースフェースのフライウェイトレーシングショーツです。超愛用のランニングパンツ。腰の周りのポケットが普段使えるのですが、特に使わず。普通にストレッチ素材の良いランニングパンツです。

ミッドレイヤ

ホグロフスのプロテウス ジャケット。かなり毛の長い裏起毛素材で汗が発散するのか使いやすい。バックにしまうにしてもフリースなどと比べるとコンパクトになるのでお気に入りです。

アウターレイヤ

ホグロフスのLIMジャケット。多分10年くらい使っていて防水性能とか微妙になっている気がするのですが使えてしまっています。今回は気温が高かったこともあってあんまり着ることはありませんでした。

手袋

ノースフェースの手袋。すいません、全く詳細がわかりません…

帽子

ノースフェースのランニングキャップを使っています。これも詳細は不明。

ゼッケンベルト

トライアスロンなんかで使うゼッケンベルトを使っています。ランニングパンツにゼッケンをつけるといわゆるパワーウォークの時に邪魔になるのと、ジャケットを脱いだり着たりがあるのでゼッケンベルトだと少しズリ下げるだけで済みます。またウェアに安全ピンを刺してダメージを与えることもないので最近は普通のマラソンでもゼッケンベルトを使っています。

そのほか装備

バックパック

LA SPORTIVAのTRAIL VEST。これまで使っていたULTIMATE DIRECTIONのFastpack 15はいつもスカスカなのとフロント周りの容量が不満だったのでフロントにとにかく物が入りそうなTRAIL VESTにしました。
フロント上部のポケットに500mlのソフトフラスコとスマートフォン。ファスナー付きのフロント下部のポケットに補給食を10数個。ファスナー付きのポケットの裏がポケットになっているのでここにライトとシリコンカップをいれるって感じで走ったのですが、完全にフロントのポケットだけで完結しました。バックパックを下ろしたのはウェアをしまう時だけだったので完全に狙い通りでした。

補給食

1本満足バープロテインを3本、HIGH 5のEnergy Gel Aquaを5本、Enemoti クルミ餅を5本持っていきました。
1本満足バープロテインは前半に2本、後半に1本。食べやすいように細かく割った状態で携帯しました。
HIGH 5 Energy Gel AquaはPowerBarのPowerGel Hydroが手に入らなかったので、似たようなモノを探してこれに行きつきました。普通のジェルより薄いので少し濃いめの液体って感じで飲みやすいのでお勧めです。ただ薄めている分大きいのが困ったところです。
Enemoti クルミ餅は美味しい。普通に美味しいのでお勧め。ただIZU TRAIL Journeyだと寒いので固くなってちょっと食べにくかったです。
この補給食を問答無用で1時間ごとにモグモグタイムって感じで補給をしていました。

吸水

給水は数年前からハイドレーションパックは使わずに500mlのソフトフラスコだけです。ハイドレーションパックは途中で補給するのが大変なのですが、ソフトフラスコはエイドごとに500ml満タンにすれば次のエイドまで持つのでたいていのレースはこれで十分かと思います。念のためバックパックにペットボトルの水を入れて行きましたが使わずじまいでした。

今回は最初だけSISのBETA FUELを入れました。MAURTENなどと並んで自転車、トライアスロンの世界で流行りの補給食(?)。トライアスロンをやっている人と話をすると体が吸収できる炭水化物の量を計算しながら補給をとるみたいなのですが、このBETA FUELを使うと通常1時間に体が吸収できる炭水化物が60gなのが1.5から2倍程度摂取できるとか。実際に普段自転車で週末に100キロ程度同じコースを走っているのですが、BETA FUELを飲むと後半の空腹感がなくなります。
なので、これを使わない手はないのですが、このパックがなかなか大きいので何個も持って行く気がしない&エイドでソフトフラスコに入れるのが面倒なのでスタート時点だけ使いましたが、そのおかげか空腹感を感じることなくレースをすることができました。

ライト

ヘッドライトにBlack Diamondのリボルト。電池はeneloopのAmazon版と呼ばれている充電池を入れて使いました。300ルーメンなのですが十分です。もっと明るい充電式のライトも気になるのですが、年に何度も使わないので多分あっという間にバッテリがダメになるが目に見えているのでしばらくこのライトで行きます。

テールライトは電池不要のMillion Mile Light。中に入っている磁石が揺れることで発電して点灯します。中学生くらいで習ったファラデーの左手(右手?)の法則ってやつですね。

その他

レギュレーションに記載の装備は全て持っているのですが、工夫としてはライトの電池くらいかな。電池のビニールをレース中に開けるのはどう考えても面倒なので、ビニールを開けた状態で電池ケースにしまっておきました。

ヨシカワ ブログ