第16回 北丹沢12時間山岳耐久レースに参加してきました
なぜだか2回目のトレイルランは相当キツいと評判の北丹沢12時間山岳耐久レースに参加となりました。
ヒル対策が必須とかコースがキツいとかいろいろ言われる北丹沢なのですが、まずはトレイルのシューズを新しくしました。コレまで使っていたトレイルのシューズは前回30キロで靴擦れが出来た&昨年以降に買ったアシックスのレーシングレギュラーのシューズは軒並み足にマメができるので昨年以降よしかわの足の横幅と合わなくなったと判断して変更。
選んだのはTHE NORTH FACEのウルトラ トレイルってシューズ。アッパーのしなやかさが印象的。気になるシューズの横幅ですが、ぴったりくらいなんだけど生地に伸縮性があるので良いかなと。
PENTAX K-5 + smc PENTAX-DA 50-200mm F4-5.6 ED WR
まぁ、たまたま行ったお店で手頃な価格のヤツがコレしかなかった&よく分からなかったので相談していてこうなったって感じです。このシューズの詳細は後日書きます。
その他の装備としてはウェアはいつものランニングの時と変わらずサッカーの日本代表ウェア。
補給がどの程度必要かさっぱり分からず。
とりあえずCLIF BARを5個とスポーツ羊羹とワンセコンドCCDを2個ずつ、塩飴をいくつか。
給水系は1.5LのハイドレーションパックとCAMELBAKのポディウムチルジャケットボトル。
結果から言えば、シューズはほぼ問題無し。ウェアは相変わらず日本代表って事で「日本代表、元気が無いぞー」とかいい感じにいじってもらえました。
補給は給水がメインでバナナやキュウリ等の簡単な食料補給があった程度。持っていった補給食で使ったのはCLIF BARを2個ほど前半の一部ロードセクションで食べながら歩いていました、後半はあまり固形物を食べる気も起きずワンセコンドとスポーツ羊羹の方が使い易かった。ハイドレーションパックは給水が難しいと思ってポディウムチルジャケットボトルに給水を受けていたのですが、バックパックの中にしまっていたので使い勝手は良くなかった。ハイドレーションパックの取り外しをし易いようにバックパックを改造をした方がよさそう。
また、北丹沢名物と評判のヒル対策としてシューズ、靴下、SKINSの足首あたりにヤマビルファイターを付けたり、ヒルがついたとき用に塩を小分けのビニールに入れてもっていきましたが、ヒルは数匹見た程度で全然問題がなかったのはラッキーだったのかな。
さてレースの方はスタート会場のロッジに宿泊したので朝がすごく楽。
前日の晩に現地入りしたので、受付をしてとゆったりとスタートを迎える。
Nikon COOLPIX AW120
最初のロードセクションでいきなりもりもりと坂を登らされるのにビックリする。しかし、ロードセクションが終わった所で渋滞が発生すると聞いていたのでそこそこ前方に行けるようにする。
山岳地帯の登りは混み合いつつも完全に渋滞して止まるなんて事も無く進めたのはラッキー。
Nikon COOLPIX AW120
最初の軽い山の後に結構ロードセクションが続く。どのくらいロード区間があるか分からず。とりあえずスタートから1時間を立っていたので補給を取りつつ歩いたり、走ったり。いま思えばここはもう少し走っても良かったのかもしれない。立石建設の補給の後に山岳は入る時に「ここからが本番!」とかいっている人がいてどんな所かと思ったら、確かにモリモリ登る。しかし事前に聞いた話だと第2関門の後の姫次の登りに比べればかわいい物とかって話を聞いていたので「それってどんな状態だよ?」なんて思いつつ登る。コース案内も「登れ」って感じで上をさしていました。
Nikon COOLPIX AW120
この後に一気に下り。もの凄いスペースで下っていく。目の前の人が大きな丸太を普通にまたいだのに着地の時に何かあったようでうなり声をあげていた。
よしかわもそのあと下りで頑張りすぎて最後の方は足の力が抜ける感じになって、終いにはバランスを崩して斜面を転げ落ちる。といっても数メートルだったので何事も無くコースに復帰出来たけど、落ちる瞬間は脳みそがオーバークロックされるのか吹っ飛んでいくメガネを片手でキャッチして事なきを得る。メガネが無くなっていたらその場でレース終了だったと思う。
直後に第一関門で給水とバナナの補給を受けてまた登る。
足は終わっていたんだけど、登りである程度回復するもそのあとのロードっぽい軽い下りの辛い事、辛い事。なんでも無い下りなのに走ったり、走れなかったり。あと、ここで腹筋痛が酷くて何だろう…と思いながら走る。この後で思い出したけど、給水が足りなかった模様。以前から給水が足りないと腹筋から心臓にかけて痛みが出る。久しぶりにこの痛みが出たので忘れていた。給水をしっかりして、ここをちゃんと走れたらタイムをかなり縮められた気がする。
第2関門を閉鎖30分くらい前くらいにクリアして話題の姫次への登りが確かにめちゃくちゃ、急斜面かつ終わる事無く登る登る登る。ただ、登りは辛いんだけど、下りよりは全然いい。というか、登っていると足が復活するのかその後の下りでも少し走れるようになる。
でも、登っている途中は「もうトレイルはお腹いっぱい」「もういいや」とか逃げの言葉が頭の中をグルグルする。
姫次の頂上付近は曇っていたけど、それでも絶景!辛かったけど登ったかいがあった。
Nikon COOLPIX AW120
ただ、この途中は死屍累々って感じで。途中で休んでいる人、登山する人が一休みするような机の上で寝込んでいる人とかがいたり。こんな大会に参加している&自分より前にいるって事で相当体力があるであろう人がこんなになるってすげーなとか思ったり。姫次の頂上での補給の後に緩やかな下りはかなり走れたけど、それでも抜いたり抜かれたりの位置関係だった友達の女の子がもの凄くてどんどん離される。女子は下りがはえーな。途中もやがかかった幻想的な中を走ったりと、これはなかなか楽しかった。
Nikon COOLPIX AW120
ただ、この後の5キロの下りは完全にだめ、とにかく道を譲ってゆっくりゆっくり降りていく。最後の補給を一緒に出た友達とは下りで差をつけられてタイム的には23分差とか付けられる。
で、ゴールをしたのですが最後はまともに走る事も出来ず。タイムは9時間23分とか。
Stravaの結果はこんな感じです。
ゴール後は太ももと腰の痛みでゾンビみたいになっていた。
シューズの方は思いのほか汚れていなくてこの程度。途中痛みがあった割にはマメ、爪がダメになったりとかも何も無くてあれは何だったんだろうって感じ。でもシューズ的にはかなり正解だった模様。
iPhone 5s
途中は辛くて辛くていろいろ思っていたけど、終わってみると来年に向けてスクワットのトレーニングをするかとかいろいろトレーニングプランを考えていたりします。
さて、次回のトレイルランは第4回白馬国際トレイルランです。