インドに行ってきた(その4)

インドの旅も四日目。この日はアーグラを観光してデリーに戻って帰国の途に就きます

インド旅行2012
Pentax K-5 + smc PENTAX-DA 18-135mm F3.5-5.6 ED AL [IF] DC WR
本日のメインイベントはタージマハール。
でも、その前に現地の衣装に着替えました。

この写真はタージマハールの南門のあたり。写真に写っている女子4人が同じツアーの人でサリーを着ています。京都観光で外国の人が着物を着るような感じですかね。珍しいのか現地の人と記念撮影をリクエストされていたりしました。女性は自分の髪とか肌の色に合う色とかが分かっているんですかね、凄く似合っていて驚く。
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タージマハールで印象的だったのは駐車場からチケット売り場まで少し離れているので、リクシャーに乗るのですがそのリクシャーが電動だったこと。浅草だか鎌倉の人力車が電動アシストタイプになっていることに驚いた事があるのですが、便利な物が広まるのは早いですね。
そういえば、中国で蘇州の世界遺産を見に行ったときにトイレに入ったらちゃんと個室になっているのにおじさんがニーハオトイレ状態で戸を開け放って話しながら大きい方をしているのに衝撃を受けたのと同時に、そんなトイレでも例の自動的に水を流す仕組みが付いていたりして「導入タイミングで意図せず最新の物になってしまうんだなぁ」なんて思ったのを思い出しました。あれですよね、途上国で固定電話はスキップしていきなり携帯電話が普及したみたいな感じ。

閑話休題、タージマハールです。
よくわからないのですが、タージマハールの外国人向けの入場券はなぜかお水付き。そして靴カバー。そうですあの白い建物は靴にカバーをつけないとあがる事が出来ないのです。もしくは裸足。

そして入場の前に列に並びます。男女別になっていてボディチェック、持ち物検査があります。細かい装飾を取ってしまう人が居ないようにカメラと最低限の荷物以外は持って入れないとか。イヤホンとか持って入ろうとすると持ち物検査のところで捨てられるとあらかじめ注意される。

さて、タージマハールです。最初の写真にある南門を抜けると目の前に白い例の大きな建物というか墓廟が現れます。
インド旅行2012
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この日は日曜日ということとなんかお祭りとか、10/2のガンジーの誕生日ってのも近かったりで人が多かった模様。実際はこんな感じで人がたくさんいました。
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で墓廟を背景に記念撮影をして1時間ほどしたら集合と言われたので「そんなに長時間どうするんだよ」なんて思ったのですが甘かったです、全然時間が足りない。

結構広い事もあるのですが、いろいろ写真を撮っていると楽しい。南門から水路に沿って歩いていくと四方に水路伸びた泉(?)のようなところに付くのですが振り向くとこんな感じです。
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ここで写真を撮っていると現地の人のいいおっちゃんが写真を撮ってやるなんて感じで写真を撮ってくれたのですが、すぐにチップをよこせとアピールされる。

で墓廟のそばまでくると入場時にもらったシューズカバーをつけます。
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そばまでくるとその大きさに圧倒される。
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墓廟なので中には棺があるのですが撮影は禁止。みんなよくわからずに写真を撮っていました。すると警備の人に笛を吹かれて注意される…となかなかにぎやか。

で、裏口から出ると現地の人がなんかまったりと座り込んだりしていてなかなかカオスな感じ。
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別の角度から墓廟を見るとこんな感じです。
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左側に見えるのはタージマハール内にあるモスクです。右側にはゲストハウスがあります。
計画ではタージマハールの墓廟のすぐ裏手のヤムナー川の向こう側に光と陰の関係になるように黒大理石で同じ建物を建てようとしたとか。
当時の王妃のお墓ですが、彼女の死を悲しんで世界中からお客さんが来るようにと建てられた物のようですが、現在この通り世界中からお客さんが来ているとかガイドさんが言っていたのが印象的。

タージマハールの次はすぐ側のアーグラ城へ。ここへも電動バスで移動。電動だけどバス自体はぼろい。
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なんども見たような建造物が中にあったけどついつい写真を撮ってしまう。ちなみにアーグラ城は現在も大半が軍の施設だとか。いまも城壁として機能しているってことかな。
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と観光はここまで。
現地の衣装を着替えて、昼食にカレーを食べてデリーへ戻ります。最終日にして初めて食事の写真を撮る。
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iPhone 5

アーグラからデリーは新設の高速道路を利用して帰ったのですが料金が高いとかで車がほとんど居なかった事もありますが、道が奇麗なので早い事、早いこと。そして車が揺れないのでよく寝れた。

途中サービスエリアのようなところに止まったのですが、笑えるくらいメニューのもが「N.A.X」って表示。not availableって事なのかな。注文できない模様。
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そうそう、ツアーで使っていた車はこんなの。どこのメーカーかよくわからず。
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車と言えばタタのナノはほとんど見かけなかった。バスとかトラックはよく見かけた。日本車はスズキが昔から進出しているとかで、実際にスズキはよく見た。

あっという間にデリーに戻ってそこから飛行機で日本へ。
帰りの飛行機はBoing 787と新型機。シートがRECAROとか書いてある。
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さらにUSB端子付き。
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iPhoneを機内モードにして充電しながらゲームなんかが出来たんだけど、ここで一つ問題が発生。iPhone 5のLightning USBケーブルが抜けない事。Apple サポートコミュニティでも「iPhone5のUSBケーブルが抜けない」なんて感じで話題になっていますが、この現象が機内で発生して焦った。力ずくで抜こうかと思いましたが壊れそうな感じだったので上下に角度を調整しながら引っ張ったら簡単に抜けて事なきを得ました。

でBoing 787だけど窓のシェードがなくなって電子シェードになっている。でもこのボタン何度も押すと馬鹿になったりよれよれになるからあんまり良くないんじゃない?
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そして肝心の電子シェードは効果がよくわからず…と思ったんだけど離れてみると見ると明らかに違う。
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そんなこんなで新型機!なんて喜びながらの帰国。
しかしインドを20時に飛び立って8時間のフライトで朝7時に帰国って飛行機は帰国後の時差ぼけがとにかくつらかった。次の日もなんかぐったり気味。

さて、今回のインド旅行は凄く楽しかったのですが明らかに求めていたインド体験とは全く違う形になってしまっていた。もっとも事前情報にビビってツアーを選んだので素敵な観光旅行になるのは当たり前の話。途中であったインド一人旅の人みたいに数日で人間不信になるくらいの体験を求めているのならホテルだけ予約して毎日あーだ、こーだと苦労をしないとダメだよね。

ってことで、今回は下見って感じで今度は苦労をしにインドに行きたいところです。

ヨシカワ ブログ