スリランカに行ってきた（２日目）

さて、スリランカ旅行は二日目。

この日はまずダンブッラの石窟寺院を目指す。
現地のガイドさんの日本語の発音が微妙で「セックス寺院」って聞こえるので最初は「秘宝館的な物か？」なんて思ったけど、そんな所に行くはずも無いのでしばし「??」って頭の中がなっていた。

で、この移動の途中の道が奇麗で驚いた。
というか、内戦が終わって整備を始めた道路なのでまだ新しいみたい。

ちょっと写真は分かりにくいけど、現地の人が国内を自転車で旅行なんかもしているみたい。

格好は本格的。でも自転車はドロップハンドルのロードは少なめだったけどガシガシとダンシングで坂を上っていたりと元気に走っていた。
道路の幅も広く、速度の遅いトゥクトゥクが走っているので自転車には走りやすそうだった。問題は気温と補給か？って「今度は自転車で走りに来たらいいんじゃないのか？」と考えてみたり。

あと、巡礼の人に仏教施設とかが飲み物を無料で振る舞う習慣があるとかで、その印の旗を道路で振っている場所があちこちであった。１日目にも書いた仏教の伝わった日の次の日ってことで巡礼の人が多いみたい。旅行３日目には旗を振っている人は全然見なかった。しかしどこに巡礼するのかは聞き忘れた。

ちなみに巡礼に向かうひとの車には車の前に草（？）が括り付けてあった。

車の中から見る風景がのどかでスリランカとインドは近いので似たような所かと思っていたけど、全然違ってのどか。車を降りてうろうろしても面倒な事になりそうな感じは全然なかった。
多分よく分かっていない外国人が中国も日本も同じようなもんだろうと思ったりする人がいるみたいだけど「いやいや、確かに影響は受けているけど全然違うから！」と言いたくなるような感じなんだろうな。と「インドなんかと一緒にするなよ」って雰囲気がガイドさんと話していて感じたりした。

そんなこんなで到着したダンブッラの遺跡。この写真は新しくふもとに出来た施設とか。タイ何かでも見るこの金色な感じは「お寺としてはどうなの？」と日本人だとつい思ってしまう。

対するメインの遺跡の方はいい感じにやれていてなじみやすい。
そして、天井にまで延々と書かれた当時の理屈抜きの情熱と言うか、執着のような物があってよい。
途中スコールが降って停電があったりしたんだけど、それもまた趣があってよかった。

昼食は日本人でも安心のレストラン。
日本人、ドイツ人のツアー客がどしどしやってくる。
料理はビュッフェスタイルで適当にカレーを取るんだけど、観光客向けのカレーなのでさっぱり辛くない。一緒に食事をしていたガイドさんが自分用に現地のカレーを別途出してもらっていたので、分けてもらったらこれは唇がしびれるような辛さ…美味しいんだけど、中間が欲しい。

こちらはスリランカでちょくちょく飲んでいたEGBなるジンジャービール。ビールと言ってもアルコールは入っていなくてジンジャーエールよりも生姜がキツくて甘みも強い独特の飲み物。

続いてポロンナルワ遺跡に移動。
そうそう石窟寺院もそうだったけど、重要な施設は土足厳禁で裸足になる必要がある。

裸足で歩く事自体は問題が無いし、裸足になる事も理解出来るけど、ガイドさんがすぐ隣の遺跡って事で数百メートルだけど砂利の所を歩いたりするのは辛いというか痛かった。

幾つもの遺跡があって戦争で燃えたりして奇麗な状態の所は少なかったんだけど、この仏像は壊されないように埋めたので奇麗な状態で残っているとか。

そうそう、仏教のお祭りって事でこの5色（？）の旗がとにかくあちこちではためいていた。

後ろの提灯のような物もあちこちで見た。

ここで、話は唐突におかしな所に飛ぶけど、海外の鉄塔が気になってしょうがないよしかわにとってスリランカはちょっといまいち。ガイドさんがちょっと買い物をする関係でよった売店の前にたまたまあった鉄塔群だけど、こんな感じで小粒なのばかりでした。

この日のホテルはAmaya Lake Resortってホテルなんだけど、ここで一人でどうしたらいいのって部屋。

ベッドの前には少し崩れたけどWELCOMEの文字。しかしおっさんとしては…

そしてこんなプールがある。ここで一人でどうしたらいいの？

ここも料理はビュッフェスタイル。うーん、食事はも少しちゃんとした物が食べたい。

食後は南十字星が見えないかとか調べてみたけど、南の方には森が広がっていてちょっと無理そう。というか、上の写真の通り月が出てきてしまって星空が一変。それでも、月が出る前は星を見ていたら人工衛星とか見えたりした。

暗い中ふらふら散歩をしたりしたけど、このホテルはすごく気に入ったので今度は一人ではなく来れるといいなと思ったりしつつスリランカ旅行の二日目を終える。