星空写真を比較明合成してみた

夜空がきれいだったので星空写真をインターバル撮影して比較明合成してみた。


Pentax K-5 + TAMRON SP AF 28-75mm F2.8 XR Di (A09)

まずは機材ですが、こんな感じです。
カメラの設定はこんな感じ
  • ISO:800
  • 絞り:f8
  • シャッタスピード:15秒
  • ホワイトバランス:太陽光
  • ピント:マニュアル設定にして無限大に固定
  • 手ぶれ補正:オフ(三脚利用時は手ぶれ補正を切るようにPentaxのマニュアルに書いてありました)
  • ドライブモード(連続撮影):Hi
  • 記録形式:RAW(JPEGでもいいような気がする今日この頃)
ISO、絞り、シャッタスピード、ホワイトバランスは数枚撮影してみて好みの絵になるように設定は追い込んでください。

設定がきまったらケーブルスイッチを接続、シャッターをホールドして連続撮影を開始。適当な時間放置してカメラに頑張ってもらいます。
Pentax K-5の場合はバッテリフル充電からの撮影を開始して最大900枚弱撮影可能で、トータルのデータ量は16GBのSDカードでギリギリ収まるくらいの容量でした。

この大量のデータを読み込んですべてJPEG形式の連番ファイルにします。
よしかわはApertureで読み込んで、書き出す際に「名前のフォーマット」を「イメージの日時」にして書き出しを行っています。
これはPentax K-5が500枚以上一気に撮影すると新たフォルダを勝手に作ってまた「1」からファイル名をスタートするためにこんな事をしています。

さて、書き出したファイルを比較明合成します。
利用するソフトは「StarStaX」です。

使い方はと言えば、StarStaXを起動。
まず「File」メニューの「Open Images…」を選択すると、ファイル選択のダイアログが表示されるので、今回撮った写真を選びます(Shiftキーを押しながら選ぶと複数ファイルが選べます)。
StarStaX

「Open」ボタンを押すとウィンドウの左側にファイルの一覧が表示されるはずです。
次に「Edit」メニューから「Start Processing」を選ぶと自動的に明るい所を重ねて行ってくれます。完了したら適当な場所に保存。
StarStaX

出来上がった写真は一番最初の写真です。
今回の説明の通り、撮影のセッティングと場所さえ決めてしまえばあとはカメラとコンピュータががんばってくれるので楽チンです。

ちょっとうそ。この写真は富士山と北極星って構図にしたくて富士山まで撮影し行った写真です。このときは撮影の間は車で待機していましたが寒くて泣けてきました。そして見ての通り失敗です。経験則的なものでしかありませんがシャッタースピードを30秒とかに失敗する率が上がるような気がします。
富士山と北極星
Pentax K-5 + TAMRON SP AF 28-75mm F2.8 XR Di (A09)

あと望遠よりにするとこんな感じになります。星だけってのもいいですが、何の写真か分からないと言えば分からないですね。
最近の夜空はインターバル撮影日和
Pentax K-5 + TAMRON SP AF 28-75mm F2.8 XR Di (A09)


どうでもいいけど、比較明合成とかコンポジット撮影とかじゃなくてもっと夢のある名前に出来ないものか…



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