カンボジアに行ってきた(その3)

カンボジアに行くと決めた時にはすっかり忘れていたベンメリア遺跡に行ってきました。

カンボジア旅行

PENTAX K-3 + smc PENTAX-DA 12-24mm F4 ED AL [IF]
アンコール・ワット遺跡などとは違ってベンメリア遺跡はシェムリアップの中心街からちょっと離れて1時間半くらいと遠目。
到着して入り口の感じは他の遺跡と同じ感じ。まぁ、ちょっとボロいかなって感じ。

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ガイドの人曰くベンメリア遺跡は1990年代に見つかったんだけど、地雷があったりで一般の人は入れない場所だったんだけど、2003年にドイツの協力のもと地雷撤去が完了して一般の人が観光できるようになったとか。

あれ?ベンメリア遺跡って「天空のラピュタ」のモデルになったとか言われているけどラピュタって1986年公開だから時代が合わなくないか?

なんて思ったり。むしろタ・プローム寺院の方が当時からあったんじゃないの?みたいな。

それはさておき、いきなり遺跡の入口がこの壊れっぷり。

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アンコール・トム、アンコール・ワットを見た後なので「発見当時はひょっとしてこんな感じだったのか?」なんていろいろ想像ができて面白い。

そしてすぐ横には遺跡を破壊しているのか、今の状態を保っているのかよくわからない巨大ガジュマルがそびえ立っている。

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木製の渡り廊下が頼りないながらも一応あってあちこち行けるようになっているんだけど、遺跡の中を結構歩き回ることもできるような状態。

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そんな渡り廊下の途中でガイドさんに教えてもらったんだけど、ラーマヤーナ物語の中にシータ姫って登場人物がいるだとか。上の写真はそのシータ姫のレリーフだとか。

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しかし、さっき否定したけどこの遺跡のラピュタ感はすごい。遺跡観光なんだけど、遺跡とガジュマルの絡み合い方とその中を突き進んで遺跡を見て回る雰囲気からくる道の遺跡を探検しているような感覚がすごい。周りに観光客がかなりいても没頭して楽しめる。

ベンメリア遺跡 – Spherical Image – RICOH THETA

ちなみにTHETAの方がわかりやすい気がするので見てください。

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中心部の遺跡から離れていたり、遺跡の中をかなりアクロバティックに歩く必要もあるせいか通常の観光コースには入っていないんだけどアンコール・ワットに行ってベンメリア遺跡に行かないってのはありえないくらいおすすめ。

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ちなみに遺跡の前はこんな感じで観光バスがいっぱい。人の多さも想像ができると思います。

どうでもいいけど、この手の観光地で特に売れるとも思えないお土産を大量に在庫して売っているお店っていったい1日にどのくらい売れているんだろ。てか、最初の仕入れのお金とかどうしているんだ?とかとかどうでもいいことが突然現地で気になったりした。

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ベンメリア遺跡を満喫してこの日は気分的には終わった感じなんだけど、午後に東南アジア最大の湖、トンレサップのクルーズ。
乾季と雨季で湖のサイズが変わるけど、最大の時で琵琶湖の10倍とかって湖。

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水上生活をしている人がいっぱい流みたいで学校、病院など生活に必要な施設は全部水上にあるとか。ってことは通学は船?
それはともかくこの上の写真はもう少し望遠だと絵になったような気がして惜しい。遺跡メインでレンズを超広角な12-24mmだけにしたんだけど、この湖だけは望遠が欲しかった。

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湖の上で生活が完結するとか言っていたけど、こんな感じで湖岸は湖岸でいい感じの風景が広がっていた。
ちなみに、現在は乾季なので水位が下がっているけど、雨季に来るこの風景もまた違うのかな。

夕食にフランス料理を食べたりしたのですが、そのあとに悲劇が。

多分、湖をクルーズしているときに湖の水が結構跳ねていて顔とかにかかっていたのが口に入ったのかお腹を壊す。完全にトイレが友達状態。正露丸を飲んで寝たら次の日にはなんとか普通に観光ができるくらいには回復しましたけど、この日の晩は辛かった。
アジアの国に幾つか行ったり、仕事で数ヶ月ほど中国暮らしをしたことがあっても今まで一度もお腹を壊したことがなかったのに、初のノックアウト。中国で暮らしていた時に他の駐在員の人に「当たってもそれで免疫ができるから大丈夫よ!」なんてありがたいアドバイスをいただいたことがあるので、今後の旅行に向けて一つ強くなったポジティブに考えます。
ちなみに、この日は元旦で朝からベッドの足を蹴って小指から大量出血していたりと素晴らしい2015年の幕開けでした。

ヨシカワ ブログ