スマートフォン用ヘッドマウントディスプレイDN-12690をiPhoneで使う
ハコスコを披露したおかげで会社で「よしかわなら買うに違いない」とご指名をいただいたので、発表と同時にスマートフォン用ヘッドマウントディスプレイDN-12690を注文しました。
PENTAX K-3 + TAMRON SP AF 28-75mm F2.8 XR Di (A09)
「ハコスコがめちゃくちゃ楽しい!」で書いた通りはコスを持っていてRICOH THETAとの組み合わせも完璧ですごくいいものなのですが、いかんせんダンボールなので弱い。そして鼻とかの汗でだんだんクッタリしてくるのも気になるところ。ハコスコDXなんてあるので気になってはいたのですが二眼モデルなのでアプリはどうするんだ?ってのがありました。「二眼モデルでもアプリがあるよ」って話は聞いたのですが、どれだかわからないため買うのをためらっていたのですが、冒頭に書いた通り会社で男気を見せる必要があったのでDN-12690を思わず購入してしまいました…まぁ¥2,000程度の安っぽい男気ですな。
さておき、届いたのはこんな真っ白な箱。嫌な予感しかしません…
PENTAX K-3 + TAMRON SP AF 28-75mm F2.8 XR Di (A09)
でも箱を開けてみると比較的丁寧な梱包。中にはマニュアルが一応付いています。中国語と英語ですけど、絵を見れば何を言わんとしているかわかるので問題はないと思います。
PENTAX K-3 + TAMRON SP AF 28-75mm F2.8 XR Di (A09)
一応これによるとディスプレイサイズが3.5から5.6インチ(15.4×8.2cm)まで対応しているそうです。フロント部分を開けるとこんな吸盤になっています。つけるのは楽でいいのですが、はず時はこの吸盤のシール(?)ごと剥がれないか不安になります。
PENTAX K-3 + TAMRON SP AF 28-75mm F2.8 XR Di (A09)
iPhone 6を装着するとこんなサイズです。
PENTAX K-3 + TAMRON SP AF 28-75mm F2.8 XR Di (A09)
で、ここまでのハードウェアの話はこのくらいにしてアプリの話。アプリがないとこの装置も意味がない。
ちなみにハコスコ用アプリSR Viewerは複眼用ではないので利用できません。
タオバイザー用の「キロル360」が使えました。
ちょっと使い方に癖があったので簡単な説明。ただしRICOH THETA限定。
- RICOH THETAアプリで撮影したデータをカメラロールに書き出します。
- 写真アプリで確認するとRICOH THETAアルバムができていてこんな感じで保存されているはずです。ちなみにiTunes経由でiPhotoに保存してあった古いRICOH THETAのパノラマデータを移動させても大丈夫でした。
- キロル360を起動すると自動的に写真アプリ中のパノラマデータを探してくれるのでこのように表示されます。真ん中に丸い的のようなものが表示されているので顔を動かして写真に的を合わせると再生が始まります。再生をやめるときは首を横にひねってiPhoneが縦になるようにすると写真選択画面に戻ります。
注意はデータが西側から始まるようです。最初は南側を見ていてので、選択できる写真がなくて途方にくれました。周りを見渡して気付きました。
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ちなみにキロル360のデータ選択画面で画面をタップすると左上に出てくる設定であらかじめ「Side by Side」の設定をしておかないとステレオペア表示ならないので注意してください。
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Oculus Riftまで購入してどうこうする気合はありませんけどRICOH THETAのデータなんかでカジュアルに楽しめるハコスコのネガを潰した上に価格も安いDN-12690はなかなかお勧めです。