Pebble Time Roundを買ってみた
Apple Watch以前に「これこそみんなの待っていたスマートウォッチ!」と当時話題なったPebbleですが安っぽさゆえにいまひとつ踏ん切りがつかなかったのは今は昔。ぱっと普通の時計に見えるPebble Time Roundがなかなかよさそうなので買ってみました。
ご存知の通り5月25日にPebble 2, Time 2が発表されたのですがPebble Time Roundですよ。というかPebble Time Roundをpebble.comに注文したのが5月13日で届いたのが5月26日とどうにもならないタミング。もっともPebble Time Round 2が発表されたわけではないので心穏やかです。
さておき、届いたものを箱から出してみる。本体と充電ケーブルとシール、あとは簡単なマニュアルが付いています。
なんというか、シールが付いているのは嬉しいですね。使うわけではありませんが、シールは楽しい。
充電は裏にある端子経由で行います。磁石を使って近づけると勝手にくっついてくれます。
充電中はこんなコーヒーブレイクなアニメーションがMacintoshのシステムがただ単に「System(日本だと漢字Talk)」と呼ばれていた時代っぽくて泣けます。
iPhoneとペアリングをしたらPebble Time RoundのOSアップデートがかかりました。
Apple Watch(42mm)と並べみるとこんな感じです。Pebble Time Roundのフェイスのサイズは38.5mmなので一回りサイズは小さいですね。
薄さはApple Watchの10.5mmに対してPebble Time Roundは7.5mmと少し薄くなっています。
重量はApple Watchが50gに対してPebble Time Roundは28gです。
それぞれ比較してみると、それぞれ微々たる差なのですがPebble Time Roundの軽さ、軽快さは際立っています。ちょうどSKAGENの時計をしているような感じです。
ただこの軽快さはバッテリ容量の小型化と引き換えに手にしたものなのでバッテリの持ちは二日です。
バッテリの持ちの良さが売りだったPebbleとしては残念なところ。ただApple Watchを使っている身としては帰宅後に充電台に置いておけば次の日普通に使えることを理解しているのでここは気にはしていません。
作りを比べると価格以上に作りがいいApple Watchに対してPebble Time Roundは価格相応な作りです。バンド部分はちょっと価格以下かな… 前向きに20mmの交換用バンドが色々あるので、これはカスタマイズして楽しむと考えたほうがよさそう。
ここまで書いておいて、いまさら書くのはなんですがPebbleの最大の弱点は標準状態では日本語が使えないこと。
iPhoneの通知内容をPebble側で表示することが出来るのですが、このとき日本語が文字化けしてしまうので「Pebble CJK: 日本語言語パック」を導入して日本語化する必要があります。あんまりフォントが美しくないのですが、背に腹は代えられません。
さらにフェイスを自由に変更できるので、即「Mario Time Watchface」に変更。このフェイスの存在を知ったのでPebbleを買ったと言っても過言ではありません。
これ、毎分マリオがジャンプして時刻を更新してくれます。た、たのしい!
本当はもっと他のフェイスにしたり、アプリを追加したりするべきなんでしょうがとにかくフェイスもアプリも数が多くて、選択肢が多すぎるジレンマで逆に何も選べなくなります。明確な目的があれば別なんでしょうけど「Pebbleのアプリはこれが便利!」なんて情報を追っていたわけでもないので完全に途方に暮れています。
で、こんなカスタマイズをしてとりあえず1日使ってみました。
これまでApple Watchを時計+iPhoneの通知簡易表示的にかしか使っていなかったよしかわにとっては完全に変わらない使い勝手。Apple Watchの不満としてバッテリの消費量を抑えるためにディスプレイは基本Offでユーザが確認時だけ点灯する仕様があって、この機能が使い方によってはうまく点灯されず(電車でつり革を持っているときに手首を返したときとか)にイラっとくることがあったのですが、Pebbleは常時表示されているためちょっとその一点が解決したのは良いかも。
ただ、逆にモーションセンサーのチューニングがいまひとつなので暗いところでバックライトがちゃんとつかずに時刻が読めないとかあってどっちもどっちな感じ。
マリオのフェイスもいいのですが、普通に使えるフェイスも欲しいので自作中。
妙にシンプルなフェイスですけど、これPerfume 6th Tour 2016 COSMIC EXPLORERのフォントです。言わないとわからないですね…
C言語を過去に学んだことがないのですが、フェイスを作るくらいならなんとかなりそう。ただここからバッテリ残量の表示と天気予報表示はなかなか苦しそう…
まぁ、とりあえず届いたばかりで楽しく使っています。もう少し使い込んでまた何か書きます。