IZU TRAIL Journey 2021に参加してきました(後編)
IZU TRAIL Journey 2021に参加してきました(前編)の続きです。
A2仁科エイドに13時前に到着。
まずはコーラをもらう。このトレランでもらうコーラの効きっぷりはすごい。あんまりお酒とかを飲んで沁みるとかって感じたことがないんだけど、トレランの時のコーラの沁るのは本当にすごい。「クゥゥゥ」って変な声が出る。
あと水を補給したんだけど、A1にあった電解質のタブレットがなかったのが残念。西伊豆塩かつおうどんも行列がそれほどではなかったので食べたり、「オレは摂取す」ってここでしか見ない補給食を食べたりと補給。
ここから稜線上で風を遮るものがないコースになるのでレインウェアを着たり、シューズのつま先が少し気になっていたので靴紐を締め直して、ストレッチ。
しかし、このストレッチが良くなかったみたいで左足の股関節に痛みが出て足が上がらなくなる。歩けることは歩けるのでお手洗いを済ませてスタート。歩くスピードも遅くて「スタートして大丈夫か?」なんて頭をよぎったんですけど、大抵体を動かしいればだんだん体が動くことが多いので、そうなることを信じて進む。
毎年見る絶望する稜線「あの遠くに選手が登っているのが見えるの尾根まで進まないといけないのか…」なんて思いつつ進む。
天気予報の通り風が強かったんだけど、風が冷たくないのと太陽が出ているので暑い…せっかくエイドきたレインウェアを早速脱ぐ。
あと、気になっていた股関節の痛みは動き始めたらそれほど酷くもなくなって一安心。昨年はこの辺りで足が完全に終わっていたんだけど、今年はそこまで疲労もない、そしていつもこの辺りの木段の連続で下りで左膝が怪しくなってくるんだけど、11月に毎週末30キロくらい走ったおかげか膝に違和感も出ずに済む。A2でシューズの紐を結び直したのは良かったみたいでシューズ周りをあれこれ意識することがなくなった。
そういえば、数年前から1時間経ったらコースの頃合いのいいところで問答無用で補給をとるモグモグタイムを設定しているんだけど、今年もそれを守って1時間毎に補給をとったおかげか空腹を感じることもなく走り続けられた。
とは言えペースは上げずにちょうどいいペースの人と一緒に走り続けてA3土肥駐車場に15時半くらい到着。
今回は給水タイミングで電解質というかメダリストをもらえた。
あとは猪汁(?)なんかをもらって、ライトの準備と流石にここからは陽が落ちて寒くなるだろうとまたレインウェアを着て16時前にエイドを出る。昔はこのエイドに入るころにはかなり暗くなっていたのにまだ太陽の位置が高い。
どうでもいいけど仁科エイド以降のコースって横に伊豆スカイラインが走っているのに、あえて登山道を走って遠回りをしている不毛さってなんなんだろうと疑問に思いつつ走る。不毛な気がするけどこれがトレイルランだからしょうがない。
それはともかく達磨山の頂上で綺麗な夕日と富士山を今年も見ることができた。去年はもっと暗かったような記憶があるのでいいペースなのかな。
ここから達磨山高原レストハウスに向かう途中の木段で怖いところがあった記憶があったんだけど、なんか整備されているようで怖い木段がなくなっていた。
達磨山高原レストハウスを過ぎるとほぼ下りなんだけど、この下の途中で完全に太ももが終わってただただ太ももが痛い。
同じペースの人と「いやー、足が終わりました」とか仲良くだべりながら進む。意地で走っていたけど、本当に辛かった。せめても救いは膝が痛くならなかったことかな、あれで膝が終わっていたら走れなかった。
辛い下りが終わった後も、最後のロード区間。以前はここで心拍が一杯一杯で走れなくなっていることがあったんだけど、ちゃんと補給をしていたせいか遅いながらも走れってゴール。タイムは12時間37分ちょうど。
昨年はたしか66キロとちょっと短くて13時間をぎりぎり切ったんだけど、今年は距離が伸びているのにタイムが短くなっていて驚く。これ、来年もまたタイムが縮むのだろうか?そろそろ限界な気がするけど、どこまで伸びるかが気になり始めてきました。
レース後に修善寺駅で電車まで時間があったのでコンビニの前で友達と祝杯をあげたりして帰宅。祝杯以外に2Lくらい水分を取ったのに体重は金曜の夜比で3キロ以上落ちていた。
次の日は例年通りひどい筋肉痛&腰痛。午前中はストレッチをするために横になることもままならないし、横になったら横になったで腰を伸ばすために膝を抱えたいんだけど、足が上がらないと苦しむ。
しかしそれでも夕方にはかなり普通に歩けるようになっていて、火曜日には太ももが痛いながらも普通に歩けるようになっていた。いつも会社でおかしな姿勢で同僚に心配されている感じが1週間を続いていたけど、かなり回復が早い。
膝の痛みが出なかったのも含めてやっぱり長い距離の練習は裏切らないね。ということでしばらく長い距離の練習を続けるようにしてみます。
ということで、2021年唯一のトレランというかランニングの大会が終わりました。2022年はこのまま新型コロナの感染者数が低いまま保たれていろいろな大会が復活することを願いつつITJ2020の話は終わりとします。