夢のロードバイクが欲しい!

イギリス人らしいアホっぷりを発揮して、いちいち自転車の各パーツを作っている現場まで行き、作っている人の話を聞き納得の自転車を作ったという話をまとめた「夢のロードバイクが欲しい! 」を読みました。
It's All About the Bikeさて、この本ですが読み始めてすぐに気づくのですが、タイトルは若干ミスリードで原題の「It’s All About the Bike」の通り自転車の各パーツの歴史と制作現場を見たり、会社の人と話をしたりという話になっています。

制作現場に関する話ではクリス・キングの会社にたどり着くのに苦労したり、コンチネンタルで出来立ての熱々のタイヤを受け取ったり、カンパでコンポのパーツをあれこれ組み合わせようかなんて話したらグループセットの美しさを諭されたりとなかなかアホでいいです。

そして自転車の歴史、各パーツの進化に関してはそれぞれに歴史がそうなっていたのか、そして自転車のパーツの進化が次のモータリゼーションへの入り口になっていたのか…と納得。
気になったのは日本のメーカーのシマノは作者が世界を回ったときに使った自転車のパーツの話としては一回だけでてくる程度。あとはパイプとして丹下と石渡くらい。コンポとしてシマノは趣味というよりも競技用機材って感じなのかなぁ。
ちなみにパーツの事をもっと知りたいときは「ロードバイク進化論」がお勧めです。これも自転車馬鹿度が高くておもしろい。これを読んだ上で「ペダルはルックよりもタイムじゃないかなぁ」といったら旧車好きの知人に「アホか、PP-65はイノーが使っていたペダルで、なんちゃらかんちゃら」と怒られた事もあります。

じゃなくて、次々に出ては消えていく新製品に振り回されず、作り手に敬意を払い、愛着の持てる自転車を持ちたいという話はありがちなのですが、そのためにいちいち工場までいって話を聞くってのは非常にイギリス人らしい。
この趣味に関するバイタリティは何なんだろうと思わずにいられないけど、おかげさまで面白い読み物になっています。

余談ですが、出来上がった自転車は「ROB PENN」ってページで見る事が出来ます。人が気に入っている物をあれこれ言うのは野暮なんですが、よしかわならもっとこうすると凄く言いたくなりました。いや、ロードバイクの趣味が10年にも満たないヤツがどうこう言うなって言われそうですけど、残念ながら趣味の世界とはそうゆう物なのです。

脱線ついでに、いずれ欲しいなぁと思う自転車は、自分が生まれた年の製造されたフレーム、もしくはオーダーメイドのクロモリフレームでコンポ類はカンパでホイールはニュートロンウルトラかな。
もっとも数日後にはまた違うことを言っているかもしれませんけどね。



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