Garmin Fenix 5をテストしてみた

先日届いたGarmin Fenix 5を青梅高水山トレイルランで早速試して来ました。いやー、普通の時計として使えるのはやっぱり便利ですね。
これまで使って来たGrminのForeathlete 305、910XTは電源を入れると自動的にGPSを探しに行ってランニングモードになってしまうので、腕にランニングウッチをしているのに時計として使えない。もしくは別の時計を持っていかないといけないという矛盾からやっと解放されました。305を2009年とかに使い始めてからなので苦節8年?

それはさておき、前日に駅まで行く途中に記録を取ってみたのですがGPSのログが残っていなかったので「?」と思っていたのですが、GPSを補足して現在地を割り出すまで待つ必要があるようです。

当たり前のことを書いていますけど、こんな疑問を持ったのはGarmin製品でサイクルコンピュータのEdget 510を持っているが故の謎だったりします。Edge 510は電源を入れてiPhoneとペアリングされるとiPhoneをAGPSというかGPSのアシススタントとして使って、電源を入れると同時に現在地を確定してスタート可能になります。Edge 510より後に出て来た製品なのでてっきり同じような感じで使えると思っていました。

話は戻ってFenix 5ですけど、右上のスターとボタンを押して、アクティビティの一覧からアクティビティを選んぶとこんな画面になります。赤い文字でGPSと表示されて、外周部の上が赤くなっています。この状態はGPSを補足して現在地を割り出しているようです。
あ、すいません日本語の半角カナ文字がカッコ悪かったので言語を英語にしています。

iPhone 7


GPSの文字が緑になって、外周部が黄色になるといい感じみたいです。たぶんGarmin Foreathlete 910XTでGPS Foundedとかって表示みたいな感じかな。ここまで来たらもう少し。
iPhone 7


上の画面が出て数秒後に「Ready」と表示されてやっと利用可能のようです。すいません日本語の表示の場合はどうなっているかわかりません。
iPhone 7


GPSが利用できまでの時間ですが、感覚的にはGarmin Foreathlete 910XTと大きな差はないように感じました。ただ2回目のGPS補足は圧倒的に早かったです。

さて、走っている時の視認性ですが反射型液晶は結構みやすいです。手を返した時のジェスチャーでバックライトがつくようにしているのですが、それがよかったのかはわかりません。

ランニングの時の表示はタイム、距離、標高と現在時刻の4分割表示なのですが、まだ慣れていないので走っている時にすぐに距離なんかが判別できず。これは慣れの問題ですね。

ゴール後に地図を表示させてみましたが表示が早い!ひょっとしたら距離が15キロと短かったからかもしれません。
iPhone 7


この結果はiPhone経由ですぐにGarmin Connectにアップロードが完了します。910XTみたいに家に買ってからAnt StickをMacにさしてデータのアップロードなんて必要がありません。
これはGarmin Edge 510で既に知っていた便利さなので、これがやっとランニングでも同様の使い勝手となりました。

さて、GPSランニングウッチの精度はどんなものかも調べてみました。左腕にFenix 5、右腕に910XTをつけて走ってみました。ともにGPS+GLONASSの設定になっています。

で、このデータをGPSデータの管理ソフトrubiTrackで両方のデータを同時に表示さています。緑色がFenix 5で赤が910XT。

Fenix5 vs 910XT
コースはかなり山間をずっと下って、一気に登るという谷間なところだったのでGPS的にかなり辛いところなので両方ともコースのトレースがイマイチなのですが、みて分かる通りFenix 5は何度も軌跡が交差して訳のわからないことになっています。
ここが一番ひどかったのですが、ここ以外はFenix 5が良かったり910XTがよかったりって感じです。14.9kmの距離を走ってFenix 5が13.17km、910XTが13.3kmでした。

今度はひらけたところを走って確認してみたいと思います。

最後にFenix 5は光学式心拍計が付いているので、ハートレートが見れるのはよい。精度が不明なので比較するために胸につけるタイプの心拍計をつけて走ってみればよかといまさら思ったりしていますが、胸につけて走るのって結構だるいので試すことはないかな。



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