チャレンジ富士五湖を走ってきました(その2)
さて、レース当日のお話。
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朝は3時に目覚ましをセットしたのですが午前2時過ぎに周りの部屋の人が活動を始めたため目が覚めてしまう。とりあえず雨が降っていないのを確認。
前日に買っておいた朝食を食べてのんびりと準備。靴擦れ防止に買ってみた「ボルダースポーツ」を塗込む。無謀にもこの日初めて使ったんだけどべたついたりと気になる所が無し。これで靴擦れが出来なかったら今後愛用しよう。
バスが4時に出るとのことだったので3時40分にチェックアウト…と思ったら受付に誰もいない。みんな鍵をのそのまま受付に置いているのでよしかわも同様にチェックアウト。
スタート会場で69.8キロの荷物を指定のかごに預けて、それ以外を預ける。大体15分前にスタートラインへ。思いのほか寒くないので薄手のウィンドブレイカーを羽織っていれば大丈夫な感じだったので助かる。
はるな愛がスタート地点でなんかしゃべっていたけど「賢示!!」とか声をかけられていた。
そしてついに午前5時のスタート。朝もやの中スタート地点の北麓公園付近の林の中を走っていくのが何とも幻想的な感じ。
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キロ6分半から7分ペースで走る予定なんだけど、こんなゆっくりペースで走ったことが無いので全くペースは作れず。気づくと6分台だったり8分台だったり。そしてチャレンジ富士五湖は公道を封鎖せずに歩道を走るので、信号待ちも。まぁ、タイムを狙っている訳ではないので休めると思って気にしない。
ちなみに、前日の説明会でトップ集団も一応紳士的に信号がギリギリのときは無理に横断して差を広げたりしないとか、信号待ちで差が縮まってもそのぶんは待って後ろの人がスタートするとかって話していた。
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まずは山中湖を一周するために走っていると立ち止まって写真を撮っている人がいると思ったら富士山!NIKON COOLPIX AW100
さらに先に行くと、30分早くスタートした112kmのトップが山中湖を終えて戻ってきたけどペースの早いこと、早いこと。あのペースで112kmも走れるのか?ってくらいのペース。さて、よしかわの方はと言えばペースが遅いせいで体温がいまいち上がらず。トイレが近い。やっとウィンドウブレイカーが脱げたと思ったら山中湖畔は気温が低いのでまた寒くなって羽織り直し。
そして湖の周りを走るマラソンはいつも対岸を見て「あんな所まで走るのかよ…」と思ってしまうのはいつものこと。でも、ランニングのいい所は走っていればいずれたどり着くこと。
まぁ、そんなこんなで走っていたら30キロ手前で太ももが筋肉痛に…フルマラソンのペースから1分から1分半も遅いのに同じような距離で足にきてしまう。「これは、長距離の練習が足りない証拠だなぁ」なんて思いつつ走る。
もっともペースが遅いので太ももの違和感を感じつつも、同じペースは維持が出来る。ただこれがどこまで持つのかはこのときはまだ分からず。
もう一点気になったのは湖畔の歩道を走る関係でシューズの中にゴミがちらほらとはいること。マメが出来てもいやなので2回くらいエイドステーションについた時にシューズを脱いで中の小石を捨てた。
まぁ、そんなこんなで河口湖を終えて38キロ地点のおにぎりエイドステーションに到着。後半は内蔵も疲れてきて固形物を受付なると聞いていたのでこの時点でちゃんと補給を取らないといけないということでおにぎりを二つ食べる。
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このおにぎりを食べていて思ったけど、味がおおざっぱにしか分からない。甘いとか酸っぱいとかくらい。柚味噌おにぎりとか確か言っていたけど全然分からなくて驚いたくらい。ここから河口湖の橋に向かって走っていくんだけど、橋の辺りでフルマラソンの距離を超えて未知の領域に。ただそれでもまだ中間地点に到着していない…
でも気づいたのはペースを落として走っているせいか心肺的にすごく楽。「これはマラソンというよりも登山とかに近い長時間スポーツじゃないか?」なんて思い始めたのもこの辺り。
さらに走り続けると48キロ地点くらいで膝に違和感が出てきてだんだん痛みに。我慢をしつつ走っていたんだけど51.6キロ地点の第二関門直前の劇坂が走ってもペースがあがらないので歩いた所、歩くのは問題が無いことに気づく。
第二関門には荷物を預けていないので普通に補給。この時点で制限時間まで1時間。
第二関門以降もひたすら坂だったので歩く。平地がになった所で走り始めたら膝の痛みが治まったので、まだ行けそうだ!
ちょっと長くなったのでつづく。