dji Osmo Pocketのアクセサリーマウントを使えるようにする
dji Osmo PocketをGo Proマウントで使えるようにするアクセサリーマウントがイマイチので解決してみた。
と言っても、PGY TECHなる会社のOsmo Pocket Universal Mount Kitを購入しただけです。
まずはじめにOsmo Pocket用にdjiがGo Proマウントを利用するために用意しているアクセサリーマウントの何がイマイチかを説明します。
次の写真を見てもらうとわかりますがGo Proマウント部分が操作部分と逆側についています。通常は操作ボタンの上にある画面を見ながら撮影を行うのですが、この写真は操作ボタン、確認画面とカメラが同じ向きにあることからセルフィーモードなのです。
セルフィーモードだと顔認識をするためにカメラが動いてしまって、Osmo Pocketの売りの自動水平機能(ジンバル機能)が有効になりません。そのためGo Proマウントな何かを体につけてアクセサリーマウント経由で接続しても手ぶらでの自然な撮影ができません。
このため、本体を掴むようなタイプでGo Proマウントさせる自由度の高い製品を見かけるのですがよしかわは自転車に取り付けをしたいため、ちょっと取り付け強度の面で心許ない。
もう一つの方法としてスマートフォンアダプターをつける部分にGo Proマウントをつけるためのアダプタがあります。
ちょうどこのキットにもついていました。これだと歩いているところを撮影する程度であれば多分問題はないと思います。ただ自転車の振動は心許ない…それとよしかわの自転車はステムヘッドにGo Proマウントがついている関係でブレーキケーブルなどと干渉して取り付けが出来ないんです。
そんなわがままと言うかニッチなニーズを満たしてくれる屈曲型のGo Proマウントエクステンダーを見つけました。
本体を避けてGo Proマウントをちょうど本体の下に持ってきてくれます。上の写真では三脚用のアダプタを付けているために自立しています。
ピークデザインのリストストラップアダプタキャプチャーとP.O.Vキットを使うとちょうどいい感じにバックパックのショルダーストラップに取り付けられます。
自転車にマウントするとこんな感じです。
ステムヘッドにあるGo Proマウントから延長マウントまず下に逃げて、前に伸びています。
この状態でサイクルコンピュータを外すとちょうど操作ボタンにアクセスできます。
基本的に録画しっぱなしなので問題はないかなと。またステムヘッドより前に全て出ているためブレーキケーブルなどに干渉することもありません。
しかし、実際つけて走ってみたら振動に弱くて全然ダメ。
余談ですが、最初の写真の右にある三つのネジっぽい何かがGo Proマウント固定器具なんです。
自転車を乗っている人ならわかると思いますが、これクイックリリース的な何かで、この固定器具を挿して少しひねると引っかかるので、その状態でクイックリリースよろしくレバーを曲げると固定、戻すと解除ができます。操作をするためにちょっと角度を変更とかがしやすいので良く出来ています。
自転車と山歩きなんかで使うことを考えて購入したのですが、三脚用のアダプタもついているのでどこかに立てて使うなんて使い方もできそう。さらに純正のアクセサリーマウントを持っていなくてもスマートフォンアダプター部分につけるGo Proマウントが付属しているので、このマウントキットを買うだけで使い道がかなり広がりそうです。
あ、最後に書くのもおかしな話ですが、質感については一般的なエンジニアプラスチックとして普通の質感です。たまにある手にとってだけで「これはダメだ…」なんて感じはなく信頼感はあります。経年変化についてどうかはちょっとわかりません。