しまなみ海道を走ってきた
サイクリストの聖地と言われるしまなみ海道を走ってきました。
先月の話になりますが、しまなみ海道を会社の人と走ってきました。
一泊で往復したので、観光少なめの強行軍でした。
行きは6時51分東京発ののぞみ。福山で新幹線を乗り換えて新尾道まで。
福山の乗り換えでは見慣れない新歓に興奮する。
パカッと起き上がるドリンクホルダー。自分も含めて周りの人も観光だったようでシートのリクライニング方法がわからずにワタワタしていて面白かった。
新尾道では広島カープのユニフォーム軍団が現れて「これが広島か…」と広島の洗礼を早速受ける
ちなみによしかわの調べ方が良くなかったので、この道のりでしたが6時発か6時33分発の電車で福山乗り換えで尾道に行った方が正解です。
まぁ、そんなこんなで新尾道駅に到着。自転車を組み立てて尾道駅へ向かう。
若手の同僚は旅費を節約するために深夜バスで尾道に向かっていてそこで落ち合うことになっていた&そもそもしまなみ海道への経路でした。
で、メンバーが揃ったところであらかじめGarminにセットアップしておいたナビに従ってしまなみ海道を目指す。
このGarminにセットアップしたコースがGoogleMapで適当に引いた道だったので尾道大橋を渡ってと最初からガッツリヒルクライム。駅前明らかにしまなみ海道に向かいそうなグループが途中で他のところに行ったので「?」と思ったのですが、尾道駅前の「向島行渡船のりば」から向島に渡る船が出ていて、こちらが正解です。
その後コースを走っていたら先ほど別れたしまなみ海道に行きそうと書いたグループに再会。道路に「今治xxkm」と定期的に書かれた青いラインが引かれている。
写真は信号で止まったタイミングで撮影したのでただの青い線だけど、推奨ルートにずっと引かれている。
しかし事前に引いたコースはここを通らない…しまなみ海道グループとは別れてさらに自転車用ではないので容赦ないヒルクライムを入れてくるコースを進む。そしてまた推奨ルートに戻ると三度しまなみ海道グループと遭遇。
この辺りで、あらかじめ設定したコースがクソだと気づいたので道路の青い線に従うようになる。
因島でコース脇に本因坊秀策囲碁記念館とかあって「サイ!」とか何か間違ったことを思い出したり。
スタートが遅かったので因島のコースから少し外れたところにある「みかんの花」へ。村上海賊焼きをオーダして食べる。
お店の中では広島カープの試合が流れていて「さすが広島」とステレオタイプの印象づけがさらに深まる。
腹ごしらえもすんだところで…この時点で14時とまぁまぁいい時間。
宿は今治直前の大島なのでまだまだ先です。
まぁ、信号も少なく距離的には大したことがないので相変わらずのペースで進む。もっともそれほど余裕があるわけでもないので観光もそこそこ。実際に止まったのは橋の前後に大抵あったビュースポットくらい。たしかにそこからの風景はいいし、とにかく船がいっぱいいて面白いんですが流石に何度もそこに止まるかと言えば…
大三島に着くとサイクリストの聖地 記念碑は「なんだそれ?」ってことで寄ってみたりしました。
まぁ、そんなこんなで大島の宿「瀬戸内荘」に17時頃に到着。余談だけど近所についてからGoogleマップにナビをさせたら宿入り口ではない謎な場所に案内されて付近をぐるっと回る羽目になる。Googleマップ…
宿にはサイクルラックが用意されていたり、他の宿泊客もサイクリストだったりと流石だ。
ちなみに宿は今治にしても良かったのですが、島に泊まりたかったので直前の大島にしました。島感をもっと出すには海沿いの宿のほうがいいかもです。
宿で荷物を解いた後は近所のコンビニにお酒を買いに行って、お風呂に入ってワイワイ話し込む。
仕事の関係で自治体の人と会うこともあるんだけど、同僚が尾道市長がしまなみ海道をすごく推していてその時は普通に話を聞いていたけど、走ってみてあれだけ推す理由がよくわかって感動したとかそんな話をしたりしていた。
ショックだったのは自転車に取り付けていたGoProが不調で映像が全く取れていなかった。GoProを所有して初めてわかる不安定さ…
二日目はまずは今治を目指す。とは言え橋を渡って今治市にタッチして帰るくらいに思っていたんだけど、最終地点までという話になって今治駅まで行って引き返す。
さらに、今治出身の同僚にあらかじめおすすめの観光スポットとして聴いていた亀老山のヒルクライム。
とは言え着替えとかを背負って平均9%の最大15%のヒルクライムなんてやるもんじゃありません…マジでキツかった。
頂上で玉藻塩アイスを食べた。
苦労して登った甲斐があるくらいめっちゃ風景が良かった。
そんな事をしていたら朝8時前に出発したのに10時過ぎで宿の付近に戻ってきた。
帰りの新幹線を予約しているわけではないのですが、そんなに遅くなるわけにも行かないので帰りも観光少なめで淡々と進む。前日の天気予報で風向きがちょうど追い風基調なるとなっていたのが、当たったのも幸い。
前日もそこそこいた歩行者が結構増えていたのが印象的。時間帯の問題なのかわかりませんが、各島をつなぐ橋の部分でツアーのような集団で歩いていました。自転車以外にも歩いて橋を渡るツアーのようなものがあるのかな?
width=”800″ class=”photo” title=”IMG_6308″ />
しかし天気がいい。二日間めちゃくちゃ天気に恵まれて本当によかった。
あと今日はGoProもご機嫌。
アウトフロントマウントの下にGoProをぶら下げて撮影したんだけど、あんまり「海感」がない…多分ハンドルの上につけてもそんな高さに差が出るわけでもないので、多分ヘルメットマウントの方が良さそう。
帰りの向島は最初におかしなコースを走っていたので推奨コースに従って走ったら全然別印象。
さらに因島から尾道駅まではちゃんと連絡船に乗れた。一人100で自転車が10円。
普段乗ることが少ない乗り物に乗れて少しテンションが上がる。
そんなこんなで14時半に尾道駅に到着。
着替えてなんだりで15時過ぎの電車に乗って帰路に着く。
福山からの新幹線はお約束の「シンカンセンスゴイカタイアイス」を食べたりとなかなか。
まぁ、そんなこんなで一泊二日のしまなみ海道は天気にも恵まれてすごく良かったです。
最初の尾道大橋はコース間違いなのでなしとして、とにかく走りやすいのと海が綺麗。
島と島をつなぐ橋に至るところで登りがあるんだけど3%の斜度でほぼ統一されていて普通の人でもなんとかなるはずの坂とすごく考えられていて、坂バカじゃない人にとってはちょっと大変かもしれませんがちょっと大変の範囲ぐらいで絶妙に収まっている感じ。
よしかわはあまり気にならなかったのですが、橋の上からの景色は最高ながら高所恐怖署の人、そうでない人でもなかなかスリリングに感じるようです。
よしかわはほとんどが千葉。それも江戸川氏サイクリングロードラブだったり、もしくはヒルクライムばっかりだったので普段とは全く違う風景で本当に良かった。
ただ一泊二日で往復となるとこんな感じで観光少なめ走り倒しなるかもです。走力があれば話は変わってくるのかもしれません。そうではない場合はもっと生口島とかで宿泊して今治から電車で帰るとか二泊三日にするとかだと観光を楽しめると思います。
来年はこの反省点を踏まえて計画することにします。