NB minimusとVibram FiveFingers

NB minimus MT00が見た目的に気になったので買ってみた。

ランニング目的であればMR00の方がいいのでしょうが、輪講するときなんかのコンパクトにできるシューズという意味合いも含めてMT00を選んでみました。というかごめんなさい、見た目が気に入ったのです。

さて、シュースを見ていくとアッパー部分は何の素材で着ているのかよくわかりませんが透けています。
ソールはでこぼこしているというか、積極的に足の裏を使えるような形状になっています。
そうそう買ったのはワイズはEEのモデルです。アシックスの標準のワイズで問題ないのですが、MT00のワイズEEはちょっと横幅が広い気がします。

何本か走ってみたのですがVibram FiveFingersでそこそこ走り込んでいるよしかわからすると圧倒的に普通のランニングシューズ。たしかに走っていると脹ら脛から太ももの後ろ、お尻にかけての筋肉はVibram FiveFingersと同じように使っているのが分かるのですがVibram FiveFingersに比べたらソールの厚みは圧倒的ですごく守られています。というかVibram FiveFingersの小石を踏んでも痛いってのもどうかと…
といっても、Vibram FiveFingersに比べたら普通のシューズと言えますが普通のシューズに比べたらサポートはほとんどありません。普通のランニングシューズのように走る事は難しいと思います。ただ普通のランニングシューズからの移行を考えると現実的。

いろいろなランニングシューズを試しても足の故障を起こしてしまう人がVibram FiveFingersでは故障を起こさないなんて話があったりしますが、これは多分通常のランニングシューズでは多少足に無理な負担がかかっても走れてしまうが故に起こる故障で、足に負担のかかる走りが出来ないVibram FiveFingersでは逆に故障が少ないのか？（なんて勝手に思っているのですが、勝手な思い込みなので信じないでください。）

ただ、足首とかが不調なときは普通のランニングシューズではなくVibram FiveFingersをはいて調整を行っていますが、今のところ問題はないので勝手に自分の中ではこの説を信じています。

そう考えると、比較的普通のシューズと同じように走れてしまうNB minimusはベアフットランニングのトレーニングに使うにはちょっと微妙な気がします。Vibram FiveFingersの下手な走り方をすると衝撃が頭に響くような緊張感、まぁ少し走ればすぐに体が無理の無い走り方をしてくれるので問題は無いのですが、この効果こそがまさにベアフットランニングなんじゃないかなぁ…と思います。なのでベアフットランニングを考えている人はVibram FiveFingersを選んだ方がいいと思います。
逆にVibram FiveFingersでのランニングに慣れた上での選択肢としては逆にNB minimusはアリだと思います。Vibram FiveFingersで走っている人は分かると思いますが、冬場の地面の冷たさを直に感じるあのソールの薄さ、ペースをあげたときに血尿が出たり（これはよしかわだけか？）なんて心配がありません。

ってことで、よしかわは普通のランニングシューズ（ASICSのFEATHER FINE）とNB minimusとVibram FiveFingersをその日のトレーニング内容によって使い分けている今日この頃です。内訳的にはインターバルトレーニング、長距離はASICS FEATHER FINE、ゆっくりでも負荷をあげて短距離はVibram FiveFingers、ゆっくりで負荷をあげて中距離はNB minimusみたいな感じに最近なってきました。
しかしランニングシューズだけで何足あるんだよって感じ。実はFEATHER FINEが4足とかあったり、自転車のシューズも3足とかスポーツ用だけでエラい事になっている。あ、他にテニスシューズもある…

そんな風に適度に使っているNB minimusで気になった事が二つほど。
一つ目はベロがとても薄手の生地で出来ているのですが、このベロ部分の治まりがなんだかしっくりきません。
もう一つは紐がかなりほどけやすいです。シューレースの素材がほどけにくい素材とはちょっと言えない感じがします。

もう一つの持ち運び用のシューズとしてはヒール部分をつぶさないように気をつける必要がありますが結構コンパクトにまとまるのでなかなかいい感じ。もっとも持ち歩くのを考えたらTimberlandのラドラーとかでいいじゃんって気がするのは秘密です。