Apertureでフィルムシュミレーション

デジタルカメラの写真管理、現像、FlickrへのアップロードをすべてApertureでやっているのですが、iPhoneのアプリなんかでよくあるフィルムシュミレーションが廉価に出来ないかいろいろ調べてみた。

まずApertureでフィルムシュミレーションとするとなるとDxO FilmPackが筆頭になると思います。しかしエッセンシャル版で9,980円、エキスパート版で14,900円と「ちょっと、フィルムっぽい感じが楽しいかも」なんて軽い気持ちではなかなか手が出せない価格…

正直、素人が軽く使いたいくらいなので価格は3,000円くらいでないかなと調べていたら「presetpond」なんてサイトを発見する。しかしよしかわが思い描くようなプリセットが見つからず。

ちなみによしかわが求めるイメージはKODAK PORTRA 400風というか青系の露出オーバ気味な感じかな。

で次に見つけたのが「FILM PRESETS」なんだけど、これは$75とちと高い。

で、やっと「これだ！」というのを見つけた。「Presets (Effects) Apple Aperture | Gian Guido Zurli」ってイタリアの人が作ったヤツ。

ここにある“free presets for Apple Aperture”ってのをクリックすると次のプリセットが使えるようになります。
この中の「Boost Blue Highlights」を最初の写真に反映させるとこんな感じになります。細かい話は置いておいてとりあえず望むような結果が得られました。

で、このサイトにある“professional version”ってのが気になる。どんなエフェクトがかかるかのサンプルを見ていたらなかなかよさげ。
価格は19.90 €と2,300円弱なので購入してみた。イタリア語の通販サイトで「あー、うー」とかなりましたがPaypalが使える安心感と、午前零時を回った勢いはなかなか強いです。
で、使えるようになったプリセットは以下の通り。

最初の写真にいくつかプリセットを反映させてみました。

Kodachrome

Polacolor

TimeZero

Velvia 50

ってな感じになります。
今回のサンプルは比較的分かりやすい写真ですが、いくつか手元にある写真で試してみたところ明後日方向の色になってしまったりする事も度々あるものの、なかなか使えそう。

ところで「最新のデジタルカメラで撮影した写真をあえて劣化させるってのはどんな冗談？」なんて言われると返す言葉も無いのですが、その手の突っ込みは不可としておきます。