Maker Faire Tokyo 2013に行ってきた

毎年楽しみなMaker Faire Tokyo 2013に行ってきました。

いろいろインパクトのあるものが多いのですが、まず始めはクアッドコプターを研究している大学の人達がジオングのガワを付けてたクアッドコプターを展示していました。

で、実際飛ばしていました。

それ以外のものも飛ばしているのですが、ポイントがよく分からないので楽しそう。

昨年は違ったような気がしたんですけど、科学未来館の前ってコスプレイヤーさんの撮影場所だったりするんですね。

8bitというかファミコンの展示が多いのですが、その中でも飛び抜けて明後日の方向だったのは走るファミコン。

コントローラーで走るようですが、走らせるってのはなかなかインパクトが大きい。

ファミコンと言えば、MIDI経由でファミコンから音を鳴らせるカセットはかなり欲しかったけど売っていなかった。

ファミコンのあの音を懐かしく感じる世代なので、心穏やかでいる事が出来ないのです。

Arduinoのオーディオライブラリをハードウェア的にサポートしやすくするための機械とかって展示していたんだけど、一つが加速度センサーをのせたサンプルってのがあって振るとマリオのコインの音がするんだけど、そんな事は知らずに「これは加速度センサーと連携させたサンプルです」とか軽く説明をしつつ振るとマリオのコインの音で何度も振ると1Upの音とコンボ攻撃を食らって、何に使う訳でもないけど意味不明に魅力的なハードに見えて困った。

メイン会場は混んでいるだろうと踏んでタイム24ビルにまず行ったのですが、コレは正解でした。
この後メイン会場の日本科学未来館に行ったら混雑っぷりにクラクラした。

毎年増えて行った3Dプリンタはますます増えていた。

そして使う人が増えると、使い方も多様化して色々面白かったけど、なんというか他に面白いものが無いだろうか探してしまう…

デイリーポータル Zのヤンキープロジェクションマッピングはアホで良かった。

あと、ニット系も結経狂気に満ちていてすごいよね。

「Knit or Die」なんてトートバッグが売っていたりする人もいて気合いが違う。

東京動脈って東京の路線図を立体的に見える形にした作品（？）はなかなか面白かった。

これ、たしかどこかで展示されている写真をみて見に行きたいと思っていたのでみる事が出来てラッキー。

そしてMaker Faireならではの暗い部屋での光るもの関係の展示ではこんなものがあった。

写真に写っている文字通りのインスタレーション。そんなに難しい事はしていないはずだけど、もの凄くいい雰囲気が出ている。

まだまだ色々なものがあったんだけど、説明しきれず。
個人的に残念だったのは電子楽器ウダーが出展しているはずなのに見る事が出来なかったこと。会場を歩いていたら制作者の人が和服を着て歩いているのは見かけたので、どこかで展示されて履いたはずなんだけど…
あと、毎回楽しみな工房ヒゲキタの手作りプラネタリウムも見れなかった…これは11/4のみの展示だとか、残念。
と、全く見かけなかったRokuroはどうなっているんだろう。思い出してホームページをみたら低価格なバージョンが出ている事を知る。去年もなんか聞いたような気がしたけど、すぐに忘れてしまう。

気づけば開場の12時から閉場の17時までずっとあちこちうろうろしていました。昨日のCYCLE MODEもそうだったんだけど、とにかく歩きまくってしまった。

あまり出費しないつもりだったんだけど、戦利品はこんな感じ。LEDで目が光るオオサンショウウオのバッチはとにかくかわいい。

その他に「子どもが体験するべき50の危険なこと」、「Make: Electronics」、「Made by Hand――ポンコツDIYで自分を取り戻す」、「クリエイティブリユース―廃材と循環するモノ・コト・ヒト」なんて本を買ったりと本でかなり散在した…完全予定外。
てか、この辺りってヨシカワも興味があるんだけど、なぜか父親も興味津々のようなのでとりあえず色々買ってみたってのもある。

ってことで、今回もじっくり楽しむ事が出来ました。
マニアックなイベントな気がするのですが、とにかく人が集まっていて驚く。盛り上がってほしいけど人ごみは…とアンビバレントな感じで唸りつつ次回を期待。てか、参加する側になった方が楽しいよね、きっと。