Nike+ Sportwatch GPS レビュー(使ってみた編その2)

やっとこさ走ってみました。

まず気になる画面をタップしてのラップ測定ですがかなり微妙です。
画面をタップしても一発でラップ測定が出来ることが半分以下くらい。
2,3回画面をポンポンとたたいてやっと認識する感じです。
これは正直ストレスがたまる。
人の話で同様に画面がタッチセンサーの Garmin Forerunner 405は「繊細すぎて誤動作が多くて困る」なんて聞いていたので反応を落としてあるのか?落としすぎでは?なんて思っていました...

が、このタップなのですがランニング以外に自転車でためしに使ったときに気付いたのですが、ハンドルを握りながら大きな振動が入るとラップ測定される。

あれれ?汗でも飛んだか?

なんて思ったのですが、どうも Nike+ Sportwatch GPS 振動か何かのセンサーでラップをはかっているみたい。画面をタップと言うことで iPhone のような静電容量をはかるセンサーなのかと勝手に思っていたのですが違うみたいです。
試しにタップの変わりにラップのタイミングでベルト部分をデコピンしてみたら反応がありました...うーむ。
ってことで、多分振動だか加速度センサーにガツンと入力があると反応を示すみたいす。とりあえず特性が分かったので使い勝手は向上しました。


ランニング中の画面ですがこんな感じで大きくラップタイム、小さくは横の上下ボタンで経過時間、ランニング距離、消費カロリなどが表示できます。なお、切り替え表示部分は Nike+ Connect で表示する項目の設定が可能です。

Nike+ Connect

Garmin Forerunner 305 では経過時刻を秒単位まで大きく表示して、ラップタイムと、ランニング距離を表示していたので表示項目に関しては不満がありますが、サイズとのトレードオフといったとこでしょうか。

バックライトはラップ測定時、表示項目切り替え時に点灯するので問題はないかと思います。


さて、ランニングが終わるとこんな感じでサマリが表示されます。
上から「ランニング距離」、「ペース」、「消費カロリ」、「ラップタイム」です。
なお GPS を使ったランニング距離の測定に関しては Garmin Forerunner 305 とほぼ同じ距離が表示されているので精度については問題はないと思います。

Nike+ SportWatch GPS
Pentax K-5 + TAMRON SP AF 28-75mm F2.8 XR Di (A09)

帰宅後に Nike+ Connect が入っている Mac に接続すれば自動的に Nike+ のサイトにデータを送信してくれるます。

使い勝手としてはタップの動作が若干微妙ですが、それ以外の面では非常に理想的なランニングウォッチになっているかと思います。

なお、今回ふれていませんが、ポラールのハートレートセンサーとも連携がとれるとのことです。その場合の表示等については把握していませんが心拍トレーニングにも使えるということですね。

さて、次回は最後に「鳳凰編」じゃなくて「比較してみた編」で Garmin Forerunner 305 やこれまで使ってきた Nike+、Nike+ GPS 等との比較をしてみたいと思います。

ヨシカワ ブログ