ふじのくにCYCLE FES. 2011 in 新東名に参加

ふじのくにCYCLE FES. 2011 in 新東名に参加してきましたよ。

ふじのくにCYCLE FES. 2011
Nikon COOLPIX AW100

このイベントは建設中の新東名高速道路を使ってレース、エンデューロ、サイクリングと様々な競技があったのですが、サイクリングでのんびり走りたい所をあえてチャレンジという事でよしかわは95キロのロードレースに参加してきました。

このクラスですがルールかなにかで折り返し地点をトップから5分以上遅れた場合は失格とか、高速なレースになるので楽車があったらどうしようとかビビっている所に、大会一週間前に行われたふじのくに新東名マラソンのレポート「レポート&評価・東日本大震災復興支援 ふじのくに新東名マラソン(2011年)」でそうとう地獄絵図だったと聞いてますます不安が募ったりした中のレースでした。

そんなレースですが11月26日(土曜日)の朝8時過ぎにスタートとなかなかきついスケジュール。頭の悪い話ですがスタート地点の事を何も考えずにエントリーをしていたのも致命的。そんなわけで金曜日は仕事をとっととあがって帰宅してすぐに就寝。午前2時に起きて3時過ぎに自宅を出発ってな感じ。こんな時間に自転車を車に積み込むとか寒くて泣けます。
ふじのくにCYCLE FES. 2011
Pentax K-5 + DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
ちなみに以前はちゃんと自転車をばらして車の中に固定をしていたのですが、最近は組み直す時にセッティングがいまいちおかしくなる事がまれにあったのと、面倒なのがくみ合わさってそのまま突っ込んでいます。

さて、駐車場ですが建設中の高速道路本線なのですが、いかんせん建築中のため地図に出ていない…さらに、届いた案内にも地図が書いてない。大会数日前にこれってどこなんだろうとtwitterでつぶやいたところ土木マニアな知り合いに大まかに場所を教えてもらったのでなんとか5時半過ぎに到着。(いま見たら「自走で来場に関するご案内」に出ていた。)

建築中の高速道路なので駐車スペースまでは一列ながらもどこを走ってもいいってな貴重な体験。写真はスピード感あふれる感じですが、暗いのでシャッタースピードが遅いだけで実際は20キロくらいのゆったりペース。
ふじのくにCYCLE FES. 2011
Nikon COOLPIX AW100

6時過ぎにエントリーが終わった時点でやっと日が昇って来た。
ふじのくにCYCLE FES. 2011
Nikon COOLPIX AW100
エントリー会場の駿河湾沼津サービスエリアは絶賛建設中でした。
ふじのくにCYCLE FES. 2011
Nikon COOLPIX AW100
しかしレース会場ではみんな気合いが入った装備ですね。カンパのBORAとかが誰にでもホイホイと買えるホイールなのかと思ってしまうくらい装着率が高い。
ふじのくにCYCLE FES. 2011
Nikon COOLPIX AW100

スタートは8時23分の「一般36〜55歳 1部」でした。ついていけるか心配でしょうがないせいか周りの人が速く見えてしまって一人ビビっている。
ふじのくにCYCLE FES. 2011
Nikon COOLPIX AW100

そんなこんなで始まったレース自体は40から50キロくらいのペース。登り(といっても勾配は2%程度)だと30キロ、下りは60キロオーバくらい。集団の中で走る分にはそれほどきつくはない。とりあえず折り返し地点まで走りきって足切りに会わなければ帰りは「サイクリングもいいかなぁ」なんて思いつつ必死に集団についていく。
厳しかったのはよくわからない減速があってグルペットに緊張が走るのと、所々にある段差で減速、その直後に再加速があるので切れないように必死に食いついていく&段差でボトルを落っことす人がいてボトルが転がっていたりの恐怖。
さらに高速道路のジョイント部分にゴムのマットが引いてあるんだけど全体じゃなくて中央部分だけなのでコースが狭まったり、よくわからないけどパイロンが置いてあってパイロンの内側を走るようになっているんだけど、たまに激突しそうになる。てか走っていたら斜め前の人がパイロンに突っ込んでいた。でもその人は転ばずになんとか乗り越えていたので助かったけど、転んでいたらよしかわも巻き込まれていたと思う。

そんなこんなでなんとかトップ集団に食らいついていたら折り返し地点に到着。必死だったのと速度も速かったので本当にあっという間だった。
折り返し地点のあとは登り基調だったりもあって少し集団が落ち着いたところに富士山が見えたり。この辺りで体がだんだんペースに慣れて来たので集団の前方に行ったり、段差もバニーホップで飛び越えれば速度を維持したまま通過できる事に気づいたりでなかなか快調…

そんなこんなで93キロ地点まで来たのですが上り坂で急に脚が売り切れる…ずるずると失速してグルペットの後方へ。そして気づけばちぎれてしまって一人旅。
「しかしまぁ後2キロだからトップから1分落ちくらいでゴールかな」なんて思っていたのですが、全然ゴールにたどり着かない。ここまで食らいついたのにタイム差がつくのも恥ずかしいってことで頑張って30キロオーバーを維持していたのですがメーターはどんどんカウントアップしていって110キロくらいまで行ったらスタート地点と同じような物が!「よし後ちょっと!」なんて思ったもののそれもゴールじゃ無い。少し走ると「あと5キロ」の看板、そしてトップ集団が逆車線を走っていたのでもう一度Uターンがある事を理解。
Uターンして少ししたら7分遅くスタートした「一般36〜55歳 2部」の人たちに追い抜かれる。はまた下り基調だったので頑張って50キロ位まで速度を上げてゴール。結局タイムは2時間36分16秒でトップとの差が9分。順位は81位だとか。距離もサイコンがおかしかったようで95キロで間違いなかったみたい。

知人も出ていたのですが、一人は折り返した所で両足がつって死ぬ思いをしたとか。もう一人はゴールの7キロ前くらいでやっぱり脚がつって失速。
ゴール後はがに股&生まれたばかりの草食動物みたいにぷるぷる歩いてました。

Garminのログはこんな感じ。最後の登り(紫の線が高低差)で速度が落ちたままですが、ここで切れてしまった模様。
ふじのくにCYCLE FES. 2011

参加賞のメダルは参加費から考えるとかなり安っぽかった…
ふじのくにCYCLE FES. 2011
Pentax K-5 + TAMRON SP AF 28-75mm F2.8 XR Di (A09)

そうそう、ビビっていた運営は駐車場の地図がないとか、高速をおりても案内が無かったりと細かい所がダメだったり、コースの段差とかレースをやるにはまだ早いんじゃないの?なんてのがあったりといろいろ詰めが足りない感じ。
前の二つは初めてのイベントで気配りが足りなかったって感じでしょうがないけど、最後の段差の問題はスケジュールに無理があったのでは?なんて思った次第です。

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