冬のランニングウェアをアップデートした
2年前に「冬場のランニングウェアを変えたらエラく快適になった」なんてエントリーを書いたのですが、今年購入した冬用のランニングウェアがなかなか良かったのでレビューしてみます。登山系のウェアの情報を見ていると、数年前に「極限まで薄くて、暖かな素材が出ているので、これ以上の進化はないんじゃないか」なんて言っている人をあざ笑うかのようにどんどん強烈な製品が出てきます(価格も強烈ですけど)。
「冬の登山の安全は金で買う」なんて言葉があるらしいのですが、ランニングで遭難するようなところを走る必要がなくても、他分野で進化した素材が流れ込んでくるようで、いろいろ冬物のランニングウェアを見ていたら「そろそろ、何枚も着なくても良くない?」なんて思った次第です。
まず購入したのはプーマのPWRWARM ハーフジップ LS Tee。
このウエアの特徴は
身体から発せられる熱を活用し、常に快適な温度をキープするセラミックプリントを採用
なんて書いてあります。多分この裏の線がセラミックプリントらしい。
PENTAX K-3 + HD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR
さらに前面が暴風の素材になっているようです。今年は暖冬ってことであんまり寒くないのですが、諸事情で午前4時とかに走ることがちょいちょいあったりしたのですが、これを着て走ると全然寒くない。インナーは薄手のRaphaのメリノTシャツとかなり軽そうなのですが走り始めて5分もすれば汗を掻くような暖かさ。むしろ汗が出すぎるくらいです。
ただ気になるところが2つ。
まず、デザインがひどい…主観の問題ですがこの真っ黒はないだろう。赤いバージョンもあったのですが、それも「うーん」って感じの色でした。また、脇の下の作りが少し変でなんか脇の周りのデザインがすっきりしていません。
もう一つは過去購入したプーマのウェアを幾つか持っているのですが、どれも数年使うと小さな穴があいたりと材質的に今ひとつ。ナイキ、アディダスは下手をすると10年くらい使っているウェアがあるのですが、プーマ以外そんな現象を見たことがないんですよね。使えるので問題はないのですが、気分は良くない。
もう一枚はナイキのナイキ シールド 2.0。

PENTAX K-3 + HD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR
ジャケットなのですが、こちらも同じようにインナーだけ着て走っています。プーマのPWRWARM ハーフジップ LS Teeと比べると素材ではなくて構造で工夫しているからかわかりませんが、寒くないのはもちろんのことあまり急激に暑くなりません。ただジャケットなので本当に寒い時に走り始めはお腹の辺りが少し寒い(やっぱり午前4時くらいに走っていました)。ただ走って5分もすれば気にならなくなりました。本当に寒くなったら、さらに下にもう一枚着ればなんとかなりそうな感じ。
といった感じで、この冬からは薄着で走ることができるようになりました。