IZU TRAIL Journey2016を走ってきた(その2)
宝蔵院のトイレ行列で関門タイムアウトの可能性が出て来たIZU TRAIL Journeyですけど「とりあえず行けるところまで行ってみる」ってことで先を急ぐ。
先を急ぐとすぐに渋滞が…何だろうと思ったらかなり不安定な橋があって一人ずつ渡っていて渋滞。たしかに無理はしてはいけない橋だったのでしょうがない。
そのほかにもコースの幅がないので一定のペースで走る人の後に渋滞ができていたりとペースがなかなか上がらない。
コースの一部のさっぱり覚えていなくて、幅の広い道を結構走る。前半はほとんどトレイルだったような記憶だったけど、全然違った。ブリーフィングでこの辺りは鏑木さんが「上位選手はこの辺りはキロ4分を切るくらいのペースで」なんて言っているのを聞いて「???」なんて思っていたけど納得。
下りは走りつつも登りは歩くなんてのを繰り返しながら先を急ぐ。
下りで目の前の女性がすっ転んで「足が折れた」とかなんと言っているので周りのみんなで助ける。とりあえず足がつっただけみたいで、立ち上がってゆっくりっと屈伸ができたのでとりあえず大丈夫そう。エイドまで2、3キロの地点だったので「エイドまで頑張って」ってことで先を急ぐ。先を急ぐとはいえ置いて来てよかったのかなぁ…と墨を一滴たらしたような不安がちょっと広がる。
こがね橋。去年と違って桜餅というかアンコな餅がない…このエイドのアンコな補給を結構目当てにしていたのでちょっと計画が狂う。ゴール後に聞いたら前半はこれがあったらしい。
無いものを悲観していてもしょうがないのであるものを補給して、お手洗いを済ませて先へ。
登りを歩いていると、先ほど転んだ人が前にいる!ってどれだけ補給していたんだ、俺?
前回の3月から12月に開催時期が移ったので紅葉がいい感じだなぁ…なんて思いつつ走る。ただ季節的なものかわからないけど、寒い。ホグロフスのLIMってGore-TexのアウターだけどGore-Tex Pacliteは風が強い時は風が抜けて寒いとかって聞いたことがあるけど「これのことかなぁ」なんて思ったり。
二本杉峠に向かう途中でだんだんお腹が減って来た。それでもグイグイ登っていたらだんだん足に力が入らなくなる…「あれ?ハンガーノック?」なんて感じだったので一旦止まって補給をしていたら白いものが降ってくる。
ハンガーノックってほどでもなかったのか、補給をして少ししたら回復したので先を急ぐ。
前回苦労した二本杉峠から仁科峠にかけての足場がまともで、前回のようにとにかく先に進むのが大変ってことがない。
コース最高地点の猫越岳を超えたので仁科峠のエイドまで後少し。「あれ?前回より少し速いんじゃない?」なんて思ったんだけど、ジワリとそこから先が長くてエイド到着はギリギリ。
水の補給とうどんを食べてエイドを出る。前回はエイドが閉じる10分前だったのに今回は5分前くらい。エイドを同じタイミングで出た人が「このタイミングで間に合いますかねぇ」なんて話していたんだけど「自分は前回このくらいのタイミングで10分前ゴールだったので大丈夫ですよ、ただし走れるところは全部ちゃんと走ってですけど」なんて話をしたら「どこどこの大会最終走者だったので粘り強いんです」みたいなことを話していた女性がいたりしつつ、次の関門 土肥駐車場を目指す。