AirPodsは素晴らしいぞ!
AirPodsをついに買ってしまいました。
AirPodsのことは気になりつつも昨年買ったそこそこ高価なBluetoothイヤホンがあるのでスルーをしていたのですが、会社でついに購入者が…そう禁断の接触体験ですよ。その一度の出会いがAirPodsへの想いを抑えきれなくなって購入と相成りました。
よしかわが筋金入りのAppleバカなことを知っている周りの人は「あれ?まだ持っていなかったの?」的な反応だったのですが、よしかわはAppleバカでも結構ケチなのでそんなおいそれと跳びつきませんよ…
それはさておきAirPodsですが、これ興味がある人は触らないことを勧めます。これ、触ると買わずにいられなくなります。完全に呪い、もしくは恋に近い何かがあります。触ると言語で説明する外にある心地よさに脳の原始的な部分を刺激されてヤラれます。
まずはこのコンパクトさ。
そして、iPhoneを横にしてフタを開けるとAirPodsを認識してくれます。
このあとAirPodsを取り出して耳に入れると「ボン」と昔のMacの起動音を短くしたような音がして利用できる状態になったことを教えてくれます。
よしかわは設定でAirPodsを2回タップすると再生が始まるようになっているので、耳に入れた後に2回タップをすると音楽が始まります。
また、使い終わった時も耳から外すだけで音楽の再生がとまります。そしてこのケースに入れれば自動的に充電状態となります。
そうそう、片方でもAirPodsを外すと音が止まるのですが、また耳に戻すと自動的に音楽が始まります。ちょっと話しかけられた時なんかを想定しているんでしょう。
で、このケースにしまう時なのですがケースに磁石が仕込んであるのかAirPodsをしまう時にケースに「カチャ」って音ともに吸い込まれます。これがまた気持ちいい。さらにこの磁石のおかげで逆さまにしてもケースからAirPodsが落ちることがありません。
この音楽を聞く、そして聴き終わった後にしまうところまでの一通りの流れの自然なのとAirPodsとケースの収まりの良さ、質感、AirPodsがケースに吸い込まれる時の気持ち良さがたまらなく素晴らしいです。
これって言葉をいくら尽くしても無駄で触るとヤラれます。
開高健の言っていた
一旦知ってしまえば、知らなかった時には戻れない。本にせよ、スーツにせよ、シガーにせよ、酒にせよ、別に知らなくても生きていける。でも知ってしまえば、それなしの人生など耐え難くなる。
つまり知識や経験は人生に悲しみももたらす。より多くを、より良きものを、よりスリリングなことを知ってしまったがために、当たり前の日常に感動できなくなる。それでも、知らない平穏よりも知る悲しみのある人生の方が高級だ。
ってヤツですね。触ると記憶に強烈な爪痕が残ります。
ちなみに、普通に注文すると6週間待ちだったのでApple Store銀座でたまに店頭在庫が出るので、それを取り置きしてもらったのですがApple Storeのピックアップも素晴らしかったです。
AppleStoreに入店するとAppleStoreアプリの通知が届くのでAppleStoreアプリを起動すると自動的にピックアップ用のQRコードが表示されるます。AppleStoreの店員さんがすぐに声をかけてくれたのですが、iPhoneに表示されていた画面を見てすぐにパーソナルピックアップとわかってくれて、担当者を手配してくれました。
あとは数分待つと担当の人が現れて、本人確認の何かを提示(よしかわは免許証を出しました)、バックヤードから製品の取り出し、サイン、惜しかったのはAppleStoreのアカウントと紐づいていてカードを出す必要もないのにレシート受取用のメールアドレスを端末に入力する必要がったこと。これは必要ないんじゃないのかな。レシートのくだりはともかく、製品を受け取って終わりです。
いやー、最近のAppleは何もかも徹底して素晴らしいですね。
ではなく、話はAirPodsに戻る。
AirPodsを使い始めて気になったのは気になったのはデフォルトでは名前が「持ち主の名前+AirPods」という表示だったのでシンプルに「AirPods」としたかったので変更しました。
設定はAirPodsを接続状態で設定アプリのBluetoothから設定ができます。
ここでシンプルに「AirPods」とすると一旦は設定がされるのですが、しばらくして気づくと「持ち主の名前+AirPods」に戻ってしまいます。「AirPods」という文言はデフォルトとして予約されていて変更されたとはみなされないのかもしれません。しょうがないのでカタカナにしました。テクノっぽいフォントだと良かったのに…
上のスクリーンショットを見るとわかりますが、ここでAirPodsをダブルタップした時の設定が変更できます。「再生/一時停止」に設定しておくとアラーム設定も止められます。乗り越し防止でアラームを多用するよしかわとしてはとても助かります
そうそうAirPodsはMacでも使えます。同一のiCloudアカウントを利用しているMacだと自動的にBluetoothメニュー、もしくはiTunesの出力ソースの中にAirPodsが表示されるのでそこから選択をすればMacでも使えます。
肝心の音質についてですが、これまで使っていたSONYのXBA-A2とBluetoothユニットMUC-M2BT1の組み合わせからしたら全然話になりません。比較して真剣に聞いたりするとバカバカしくなります。音質を気にするのであればAirPodsはお勧めしません。ただ、そんなにひどいかといえば、音がスカスカってことはなくてAppleのイヤホンらしく過不足のない音質です。
あと、ケーブルが何もないので落とすことを心配されると思いますが、歩いたりしている時も不安な感じは特になく落ちそうな感じはありません。
実際に使っていてイヤホンが耳から外れるのってよしかわの場合はケーブルを何かに引っ掛けた時くらいだったのであんまり心配はしていません。ただ実際つけている時の感覚が全然ないので落としてもまず気づかないと思います。
なくすという意味ではなくて落とすというか、落下の危険はケースから出し入れする時だと思います。ケースとAirPodsは磁石のおかげで逆さにしてもずり落ちる心配はありませんが、小さいのでケースから出した後に手からポロリと落っことしそうになります(なりました)。
唯一の欠点は音量変更、次(前)の曲へ移動方法でしょうか。Siriに話しかけるか、iPhoneを操作するしかありません。電車の中でSiriに話しかけるってのも考えにくいし、せっかく無線なのにiPhoneを操作するっていうのも微妙…でも現実的にはiPhoneを操作するのが一番早いんでしょうね。
ちなみにApple Watchを持っていればApple Watchから変更が可能ですがどのくらいの人がApple Watch持っているのかなと…
よしかわはGarminのfenix 5というランニングウォッチを普段から使っているのですが、この時計もiPhoneとBluetooth接続している関係で音量調整が出来ます。
AirPodsは充電ケースに入れた状態でも小さくカバンの中で行方不明になりそうだったので「PodPocket」ってなカラビナ付きのシリコンケースに入れています。
このシリコンケースに入れるとAirPodsのケースが自立するので置いておいた時の佇まいが良くなります。
と、最後に欠点をいくつか書きましたが、そんな欠点が気にならないくらいAirPodsは素晴らしいです。完全にやられました…