六本木アートナイト2012

旧聞になりますが六本木界隈を上げて一夜限りのアートイベントを行う六本木アートナイト2012に行ってきました。

「理性は夜眠る」なんて言葉があるのか無いのか知りませんが、町を挙げて夜通し行われる六本木アートナイトってなんかすぐく面白そうなので行ってみたかったのですが、気づくといつも終わっていたので実は初めて観に行った次第。

イベント自体は六本木ヒルズ、ミッドタウン、国立新美術館あたりで様々な展示を行っていました。

六本木駅をおりると町中にスタッフがいてプログラムを配っています。予め調べていなかったので「メインの展示を見つつ夜中は森美術館で過ごして、朝日を六本木ヒルズの展望台から見て帰る」くらいのざっくりした予定しかたてず。

とりあえず、草間彌生関係を見て回る。ヤヨイちゃんとリンリン。
命の足跡
そして、パンプキン！直島に行きたくなる。

その他ぷらぷらと見て回ったんだけどYotta Grooveの巨大こけし「はなこ」はくだらなくてよかった。てか、この前でまじめに道案内をしている人たちとのセットは何とも…
その他には桝本佳子のこの花瓶（？）がよかった。というか、この手の陶芸で建築っぽい物が融合している謎の物によしかわは弱いみたい。
あと、一昨年の松戸アートラインプロジェクトでも見かけた山本麻璃絵の郵便ポストの彫刻（？）は相変わらず素敵。
ちなみに松戸アートラインプロジェクトの時はこんな感じで思いっきり屋外に置いてあって誰も気づかない状態ですごくよかった。よしかわも何度も前を通ったのに気づかなかったし…
そんな感じで会場をうろうろするのですが、賞味3、4時間くらいあれば十分。そして22時前後からお店、飲食ブースはどんどんしまってしまってかなり寂しい感じなってしまう。イベント自体のスケジュールを見てもめぼしい物が減ってくるので正直言ってお目当ての何かが無い限り終電で帰ってもいい感じでした。

まぁ、それでも六本木ヒルズの展望台から日の出が見たかったのでいた訳ですが、結構時間をつぶすのが辛かった。そしてそんな人たちが森美術館にいっぱいいましたけどかなり寝落ちしている…そんな人を見て「遊ぶのも体力勝負だなぁ」なんて思ったり。

その日の出ですが雲があったので肝心の日の出の瞬間は見れなかったのですが、こんな感じの東京タワーが見れたのでよしとします。
しかしまぁ、アートイベントのハイライトが朝日ってのも皮肉な気がしなくはないですが…