北岳に登ってきた
日本の第二峰 北岳に登ってきました。
金曜日に登るため、木曜日の夜に甲府に前入り。
しかし、JRのあずさはなんであんなに揺れるの?ってくらい揺られてかなり酔ってしまってぐったりしながら到着。とりあえず眠って早朝の甲府発の広河原行きのバスをまつ。6時58分のバスが混むという話もあったので1時間前に行ったのですが、待っていたのは一人だけ。拍子抜けしつつも広河原へ向かう。
昨日の電車酔いの影響と寝不足なのでとにかくバスで寝たおかげか少し体調が良くなる。
そんな感じで少し体調が不安ながらも、大抵体を動かせば回復する程度の状態だったので登山開始。
今回のコースは広河原 → 大樺沢二俣 → 右俣コース → 小太郎尾根分岐 → 北岳肩の小屋を目指します。
最初の大樺沢二俣までは平穏な登山。
大樺沢二俣で残雪を見つつお昼。
大樺沢二俣から小太郎尾根分岐までが結構な傾斜の登り。体調が今ひとつなのか心拍数が今ひとつ上がらない。とは言え何か体調が悪いと行ったことはなくて特に辛くもない。
小太郎尾根分岐に登ると、典型的な稜線の様子に声が出る。
写真を見ていてきっと素晴らしい光景なんだろうなぁ…なんて思っていたけどやっぱり素晴らしい光景。
天気予報が今ひとつなのと重量の問題で一眼レフを持ってこなかったんだけど大失敗。やっぱりどんなときも。カメラは持ってこないとダメだね。あと山だとズームよりも広角が欲しい。次回の登山までにSEL1635Zを買おう。
小太郎尾根分岐から北岳肩の小屋へ。
いまいち使い切れなかったOsmo Pocketで撮影。
北岳肩の小屋へ到着。9時過ぎに広河原をスタートして北岳肩の小屋へは15時過ぎに到着。
夕食は17時からだったのでビールを飲んだりしつつ待つ。肝心の夕食はこんな感じ。
そのあと20時半まで夕焼けを見たりしつつ過ごす。
山小屋の就寝スペースはなんというか、まぁ予想通りの狭さ。日の出前の4時半まで睡眠。浅い眠りを繰り返す感じだったのですが、まぁ起きて寝不足感はなかったのでセーフ。
外に出てみると空は明るくなっていて、北岳山頂に向けて登っている人がいて頂上でご来光を見るつもりかな?
すごいなぁ、なんて思いつつ外でしばし待ってご来光と富士山(の頭)が見る。
朝食はこんな感じ。
今日は北岳 → 八本歯のコル → 左俣コース → 大樺沢二俣ここからは昨日の道を帰る感じ。
朝食後6時頃から北岳山頂に向けてスタート。
頂上だと思っていところについてみると、その向こうに頂上、さらに下山した先に北岳山荘が見える。
特に不安になるようなところはなかったのですが、高所狭小もあってなんとなく絶壁に体が吸い込まれそうになるような感覚と戦いつつ山頂に到着。
山小屋はもちろん北岳山頂でも普通に携帯電話は使えるのはどうなのかと。それはともかくせっせと山頂でポケモンGoのジムにポケモン配置とIngressのポータル制圧を行う。
ここから八本歯のコル、左俣コースの木段というか丸太の梯子とガレ場というかくだりはなかなかスリリング。天気が良かったので普通に下山してこれたのですが、天気側空い時には通りたくないようなコース。
週末だからかわからないけど左俣コースの残雪の横をどんどん人が登ってくる。昨日はこっちにコースがあることに気づかないくらい人を見なかった。大樺沢二俣で休息する人もすごく多くてびっくりした。
そのまま昨日きた道を変えれば良かったんだけど、バス亭から甲府駅まで2時間を考えると食事がしたいってことで白根御池小屋でカレーを食べて帰路につく。
今回はあらかじめYAMAPアプリの地図をiPhoneにダウンロードしておいて、フライトモード状態でバッテリの減りを最小限にしつつ登山をしていましたが、非常に助かりました。
よしかわは登山経験が少ない&アウトドア能力が非常に低く、それゆえに難易度の低いコースを体力でなんとかしつつ登山を楽しんでいる感じですが天気に助けられて楽しい登山となりました。惜しむらくは一眼カメラを持って行かなかったことくらいです。
登山から戻ったばかりなので「テント泊とかって楽しそうだなぁ…」とか悶々としていますが、そこに至るには体力以外の面で色々課題が多そう。