IZU TRAIL Journey 2020を走ってきました(前編)
コロナ禍でも開催された伊豆トレイルジャーニーに参加してきました。
昨年は台風の影響でコースが大幅に変わったりと大変だったのですが、今年はコロナ禍で軒並みこの手のイベントが中止になる中なんとか開催されました。
ただ、いつもは宿泊に使う松崎町付近の宿が例年のように取れなかったり、受付は三島とかで「えーっと、どうすればいいんだ?」って最初はどうしたらいいのかさっぱり分からなかったのですが、宿を予約したりなんとか算段を整えました。結局スタート地点から歩いて15分くらいの宿が取れて過去一番楽なスタートととなりました。
しかし、今年はコロナ禍にもかかわらず9月以降は仕事が忙しくて全然走れず。9月は56km、10月は73km、11月は90km、最長で走れた距離も15km程度を何度かと不安しかない状態でした。
装備も今年はレースが全然なかったのでいざ準備を出発前日にしていたらタイツがない…1月の新宿シティーハーフマラソンで破れたので捨てたことを思い出す。さらに昨年使えなかった手袋のことを思い出したりとダメダメ。
そんなこんなで当日。車で行ったので朝はちょっと早めに出て12時過ぎに三島に到着。昼食を食べてから受付。
参加賞は先月買ったばかりのランニングソフトボトル400SIで膝から崩れ落ちそうになる。嬉しいんだけど、ちょうど買ったばかりなんだよ…
受付の後に売店でグローブを購入。ランニング用のタイツが売っていなかったので近所のスポーツDEPOに行ってCW-Xのジェネレーターモデルを購入。
そのまま指定された駐車場である修善寺の虹の郷へ移動。ここで初めてゴール地点が変更になって虹の郷になっていることを知る。え、距離も66kmなの?!最後の下り地獄の距離が減るのかな?
ここから松崎までバスで移動。感染対策を色々考えていたようですが、残念ながらバスの移動は全席埋まっていて「うーん」という感じ。せめて静かに移動なら良かったのですが、すごい盛り上がっている集団がいてやっぱり運営側が頑張っても参加者の意識が低い人がいるとダメだなと…
ちなみに事前の感染対策として2週間前から体温測定を記録して提出するようになっていました。
それはさておき宿はオーシャンビューの素敵な部屋をおっさん二人。
さて、レース当日。
スタート地点に近かったので午前4時に起きて朝食を食べて5時過ぎに宿を出る。例年と違ってスタートギリギリにスタート地点に向かえるのは助かる。
ちなみに、今回三島宿泊プランというのがあって、午前3時に三島をバスが出るとか言っていたのですが、それは流石に厳しいだろう…
さて、スタートです。
ウェーブスタートだったのですが、いつもギリギリゴールのよしかわなのに、なぜかAウェーブ。前年度の完走者だからですかね…よく分からず。
毎年書いているのですが、よしかわのITJの作戦は最初のトレイルまで歩かないで走って渋滞のタイムロスを避けることだったのですが、今年はいつものトレイルに入らずにいつもよりもりもり上る…えー、そうなんですか。
流石に足が終わりそうだったので、厳しい坂は歩いたりしながらトレイルへ。トレイル的なところが今年は広かったので目立った渋滞もなくそのまま進むことができました。
ここはどこを走っているんだ?なんて思ったのですが、毎年見る鳥居が現れたのでどこからかよく分からないけどいつものコースになったことを知る。
途中変な倒木があってそこで渋滞していたり、複数の人が乗れない弱った木の橋の部分を一人ずつ渡る関係で渋滞をしたりしていましたが、その程度で順調に進む。
10km地点の宝蔵院でいつもは水をもらえたのですが、今年は貰えず。ここの水を前提にいつもは水の量を調整していたのですが、なんとなく500mlの水を多く持っていって良かった(結局この水は使わなかったけど)。
A1のこがね橋に向かうのですが、例年長い下りがよしかわは遅いのでバンバン抜かれる。ここのペースが上げられるとタイムがすごく縮む気がするんだけど、膝が終わりそうなので飛ばせない。
A1のこがね橋だけど密にならないようにお手洗いがエイドの手前になっていたり、感染症対策でエイドの入口で手の消毒、補給食は袋ごとのうまい棒とかバナナがそのまま一本、コーラが250ml(?)缶で提供されたりと色々対策をされていました。
飲食時以外は口を覆うようには言われていましたが、この辺りは微妙な感じ…
仁科峠にどのくらいにつけるかが勝負なのと、金曜日に雨が降ったという話なので初めてITJに参加した前日の夜に雪が降って猫越峠への登りがぬかるんで全く進めない状況になっていた記憶があるので、貯金のために走れるところは極力走るようにする。
ウェアをフル装備着ていたので暑くなってきたので脱いだのですが、時折吹いている風が結構寒かったり、日陰と日向で気温がかなり変わるのでウェアリングを悩む。
それはともかく、心配していた猫越峠へ向かう上りもぬかるみなどが発生していなくて順調に登れる!
そして天気が良かったので猫越峠から仁科峠に向かう途中で富士山が見えた!
富士山が見えるとやっぱりテンションが上がる。
この辺りの木段のボルトにシューズを引っ掛けて転びそうになる。転ばなかったのは良かったんだけど、穴が空いたのか砂なんかがシューズの中にどんんドン入ってくる用意なる。
このあと例年通りの仁科峠エイド直前の謎トレイルで地面から飛び出た根っこを蹴って親指の爪を明らかにダメにしたことを感じたりしつつ仁科峠へ関門1時間半前に到着。かなり順調。
長くなってきたので続きは後編へ。