目黒と雅叙園の魅力展に行ってきた

目黒雅叙園で開催中の目黒と雅叙園の魅力展に行ってきました。

目黒と雅叙園の魅力展
Pentax K-5 + smc PENTAX-DA 12-24mm F4 ED AL [IF]
芸術新潮でその昔「ワビサビなんてぶっ飛ばせ!バロック王国ニッポン」って特集を読んでから気になっていた目黒雅叙園なんだけど、先日寄った際に6月から建物をガイド付きで見る事が出来る展覧会があると知ったので早速行った次第です。

イベントはなんでも午前中の早い時間に行って空いているうちに見る方なんだけど、今回も10時過ぎに入ったので人はほとんどいませんでした。

チケット売り場から百段階団へはエレベータなのですが、いきなり螺鈿です。
目黒と雅叙園の魅力展
Pentax K-5 + smc PENTAX-DA 12-24mm F4 ED AL [IF]

エレベータの中も降りても螺鈿尽くし。
目黒と雅叙園の魅力展
Pentax K-5 + smc PENTAX-DA 12-24mm F4 ED AL [IF]
なんでも鉄板の上に螺鈿細工をしているそうで一般的な螺鈿とは違いかなり丈夫だとか。この細工は韓国のとある職人さんの仕事らしいのですが製法はいっさい秘密だとか。

さて、ここで残念なお知らせ。なんでも百段階段は文化財なので撮影禁止だそうです。ただそれではあんまりという事で「漁樵の間」のみ撮影は許可されているそうです。

その「漁樵の間」ですけどこんな感じでやりたい放題。
「贅を尽くした」と言った方がいいのかな。
いや「バロック」だ!
目黒と雅叙園の魅力展
Pentax K-5 + smc PENTAX-DA 12-24mm F4 ED AL [IF]

格天井と欄間のやりたい放題っぷり。
目黒と雅叙園の魅力展
Pentax K-5 + smc PENTAX-DA 12-24mm F4 ED AL [IF]
こんなへやがいくつも続きます。

一通り見てから時間を合わせてガイドツアーに参加。
目黒と雅叙園の魅力展
Pentax K-5 + smc PENTAX-DA 12-24mm F4 ED AL [IF]
かなりベタな親父ギャグを織り交ぜつつ説明をしてくれます。それぞれの絵の意味とか、何に使ったへやだとか、障子の細工がどうとか、柱の木材がどうとか、ここが千と千尋の神隠しの油屋で引用されたとかいろいろ説明してくれます。ざっくり1時間のツアーでしたけどあっという間に時間が過ぎるのでこのガイドツアーは必ず参加した方がいいでしょう。

そういえば、百段階団は本当になんとも古い木造の階段で「みんなで歩いて平気なのか」って思えるくらい頼りない感じでした。

最後に新しいというか現代の雅叙園の中を少しうろうろしましたが、中にこんな門があったり。
目黒と雅叙園の魅力展
Pentax K-5 + smc PENTAX-DA 12-24mm F4 ED AL [IF]
無駄に派手なトイレ。トイレで写真とるなと言われそうだけど…
目黒と雅叙園の魅力展
Pentax K-5 + smc PENTAX-DA 12-24mm F4 ED AL [IF]
そして門の横の飾りもアジアな感じではなく日本風ですけど、本当に日本風か?やっぱりバロック?なんて思いながら見て回りました。
目黒と雅叙園の魅力展
Pentax K-5 + smc PENTAX-DA 12-24mm F4 ED AL [IF]
とまぁ、こんな感じでした。この目黒と雅叙園の魅力展ですけど、写真が撮れない室もバロックって感じでやりたい放題のへやが続いて楽しめるので本当に一見の価値ありです。2012年8月19日までなので気になった人は是非。

最後にその他の写真をスライドショウで見れるようにしておきます。

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