IZU TRAIL Journeyを走ってきた(その4)

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IZU TRAIL Journeyの話はやっと完結編。

なんとかたどり着いた第三エイドステーション。
ここをクリア出来ればゴールをしたのも同然なんて話を聞いていたけど、辛い。
前日のブリーフィングで各関門の制限時間は14時間でゴールが出来るギリギリの設定になっているという話を聞いていたけど、第二エイドステーション、第三エイドステーションの通過のタイミングを考えると確かにその通り。

しかし、72キロを14時間で走るので時速5キロの早歩きくらいのペースなんとかなる…なんて皮算用とは全然違って第二エイドステーションから第三エイドステーションにかけて登りは歩くにしても下りはもちろんこと、平地もちゃんと走らないとクリアはできない感じ。

この第三エイドステーションに辿り着けたことで感極まって泣いている女の子とかがいたけど、確かにその気持ちはわかるくらい辛かった。

エイドで補給を取りながら前回参加者の人と話していたら、前回もギリギリで最後のチェックポイントを越えて、結局19時半くらいにゴールしたとか言っていた。
あと、突然女の子が走っている時に補給食を全部落としたので補給食を分けて欲しいと言われる。とりあえずスポーツようかんをあげたんだけど、気づくと補給食が柿の種だけになっていた…とにかくみんな限界ギリギリで頑張っている。

補給食が心配だけど、残り3時間で17キロ、登りを幾つか越えたら後はほとんど下りなのでなんとかなるかな。
とはいえ、スープやらなんやら可能な限り補給を行う。

エイドを出る際にヘッドライトをつけている人を見かけたので、よしかわもヘッドライトを用意しつつエイドをスタート。

思えば、途中関門タイムアウトでリタイアになったら楽なのにみたいなことを何度も考えていたんだけど、やっぱりゴールできる可能性があるのなら頑張らざる得ない。辞めどころがないというか、わからない感じ。

IZU TRAIL Journey

Nikon COOLPIX AW120
ここを越えたらほとんど降りの達磨山を通過。この辺りは木段(山によくある木の階段をこんな呼び方をするって登りながら隣の人に教えてもらった)がなかなかつらい。登るときや下るときに使う足が木段の幅によっては片方に偏るので、意識して偏らないように登ったり降りたり。この辺りもぬかるみとかがあって下りが特に怖かったりした。

走っているとだんだん暗くなってきて、ヘッドライトとバックパックのライトを周りの人がだんだんつけるようになってくる。
たしかに木が生い茂っているところは、暗くて危険なのでよしかわもヘッドライトをつける。

距離が60キロを超えたのにまだまだ走れることに驚く。
過去ウルトラマラソンでも50キロくらいから膝を痛めて走ったり歩いたりの繰り返しだったし、昨年の白馬のトレイルでも35キロくらいの地点から膝を痛めて歩く感じで、その後遺症で膝の違和感が残ったまんまだったのが信じられない。

でも、途中から感じている違和感のような膝の痛みの兆候は相変わらずで、酷くは習い感じ。

そして毎回トレイルレースの後半は太ももの前部分が終わってしまって下りが全く走れなくなるのにそれもなし。

これまでのレースと装備で違うのは昨年秋に導入したCW-XのSTABILYX。しかも足を痛めて3週間走れていなかったことを考えると着るドーピングなのではないのかとさえ思い始める。と、同時に脱いだ後に動けなくなりそうで怖かったりもした。

今回は走っていて辛かったのは親指の爪くらい。
これはもうトレイルで下りはしょうがないと諦めていたけど、今回は流石に爪が剥がれたんじゃないかと思うくらい痛かった。
昨年の白馬で同じように縦に割れた爪が半年かけて元に戻ったのに、またダメになるのか…なんて思いつつ走る。結果的には爪は真っ青だったけど、なんとかついている。でも普通にしていて激しく痛いので、いずれ残念な結果になりそう。

さておき、薄暗くなってきたなかで下り基調のところに入ったのでほとんど登りはないつもりでいたんだけど、実は結構登りがある。さらによくマラソンのゴール付近で「残り1キロ!」なんて声をかけてくれたのでスパートをかけたらまだまだ距離があるなんてことが良くあるけど、今回は「最後の登り!」なんて言われ頑張って登った後にしばらくするとまた同じことを言われる。
60キロ走ってきて、もう登りなんかこりごりの状態でこの仕打ちはきつかった…

IZU TRAIL Journey

Nikon COOLPIX AW120
そして、日は完全に暮れて真っ暗中を走る。
これまで登山なんかで十分な明るさだと思っていたヘッドライトの暗さが辛い。トレイルの下りを結構なペースで走り続けているので他の人の明るいランプが羨ましくなる。というかライト二つってのは明るいヘッドライトともう一つ手持ちのライトの方が良さげだった。

真っ暗な中でトレイルからロードに出て道が滑らかになると道の傾斜がわからなくて上りか下りか判然としないところがちらほらあった。というか、最後の下りはロード基調かと思ったら全然トレイルで、かなり狭いトレイルコースだったりつづら折りだったりと結構スリリング。前の人と離れるとなかなか悲惨。

そんな感じで最後の最後までトレイルを走らされて、なんとか残り2キロちょっとの市街地に出る。平地なんだけど流石に走れない。さらに頭で軽く計算しても制限時間内で完走はできるので走る必要がないといえばない。

そんなわけで歩いていたんだけど「それではいけない!」とよくわからに思いで走る。GPSのログを見るとラスト1キロは6分40秒とかで走っていた。でも最後の500mくらいで意味不明な坂が出てきた時は泣けた。たぶん5メートル程度のちょっとした坂なんだけど、もう坂は勘弁して欲しいという気持ち。

IZU TRAIL Journey

Nikon COOLPIX AW120
そんなこんなで、なんとかゴール。鏑木さんにハイタッチ。
辛くて何度もリタイアを考えたけど諦めなくてよかった。「Pain is temporary. Quitting lasts forever」って言葉の通り今回の状況で諦めていたらずっと後悔していただろうから。

しかし、ゴールの余韻に浸っている暇はないのです。
IZU TRAIL Journeyのアフターレースのスタートです。
伊豆修善寺から電車で帰らないといけません。事前に調べたところによると21時半頃に修善寺駅発の電車に乗れれば新幹線を使ってなんとか終電の最寄駅にたどり着けるのは分かっていたので、慌てて着替える。
1時間半あるとはいえ、出来ればもっと前の電車に乗りたいのでとっとと着替えて、完走証をもらってバス待ちの列へ。しかし列が全然進まないのでとりあえず売店でカレーを買って食べる。走った直後で疲労困憊&内臓も揺れまくってボロボロなせいか半分も食べられず。
しかし、列が進まない…と思ったら駐車場行きのバスの列でした。

慌てて列を移動するも、そちらも列が進まない。
と、思ったらタクシーが来た!早速捕まえたら列の隣の人が「折半しましょう」って事で相乗りをして、なんとか21時前に修善寺駅につくことができた。
おかげさまで、終電にはならずその日のうちに帰ってくることができました。

そういえば、帰りの道中体がボロボロになっているかと思ったのですが、いたって普通に歩けたのも不思議。そして一緒にタクシーに乗った人とずっとだべって帰ってきたのですが、気持ちが高ぶっているのか全然眠くないし、体も興奮状態ないのかやたら汗が出るという不思議な状態でした。

しかし、次の日は朝からミイラみたいな残念な体の状態。これを書いている木曜日でやっとフルマラソンの次の日の筋肉痛くらいまで回復したなんて状態。よしかわにとってトレイルランはまだまだからへの負担が大きい模様です。でも、走っている最中はあれだけ辛かったのに、次の日には写真を見ながら次回への反省点とかトレーニングをどうしたらいいかとか考えていたりします。いやはや…

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