2014年を振り返る(本とか)
2014年の物欲とかを前回まとめてみたので、今回は2014年に読んだ本を振り返ってみる。とはいえ、2014年に読んだ本ってどのくらいあるのかな?と思って調べてみたら多分こんな感じ。
- クリエイティブリユース―廃材と循環するモノ・コト・ヒト
- Made by Hand ―ポンコツDIYで自分を取り戻す
- フェアトレードのおかしな真実
- 読んでいない本について堂々と語る方法
- データの見えざる手: ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則
- 日本人とユダヤ人
- 楽しい古事記
- ぷらり日本全国「語源遺産」の旅
- 新編 日本の面影
- RUN or DIE 「トレイルラン世界王者」 キリアン・ジョルネ自伝
- 寄生虫なき病
- 素潜り世界一 人体の限界に挑む
- 錯覚の科学
この中で一番面白かった本といえば「寄生虫なき病」でしょう。
これまでいたウィルス、寄生虫が衛生状態の改善によりいなくなったことにより、アレルギーなどの新しい病気の原因になっている可能性があるということが徐々にデータで明らかになっているという話で、寄生虫だし理系の本だし507ページとかあるのですが、周りの人に話すとピンとくるものがあるのか次々と読んでくれていたりします。
当時の感想は「「寄生虫なき病」がめちゃくちゃ面白い」にまとめています。
次に面白かったのは「フェアトレードのおかしな真実」。
漠然と「フェアトレード」な商品って聞くといいことをしているような気になりますが、残念ながら世の中したたかでそんなにうまいこといっていないよってのを実際に現地に行ってまとめた話です。
当時の感想は「「フェアトレードのおかしな真実」を読んだ」にまとめています。
その次は「データの見えざる手: ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則」かな。
センサーの小型化とコンピュータの高性能化、ストレージの拡大などが組み合わさってこれまで測定できなかったものが測定でき、大量のデータをもとに分析すると新たな知見が見えてくるというこれからトレンドになりそうな話です。
当時の感想は「データの見えざる手: ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則」にまとめています。
スポーツ関係で「RUN or DIE 「トレイルラン世界王者」 キリアン・ジョルネ自伝」、「素潜り世界一 人体の限界に挑む」も読みました。
「キリアン・ジョルネ自伝」は自伝的な話は少しだけでレースの話やいろいろなチャレンジの話とかとか。面白かったのはコーチの言葉で
走りは「アート」だ。走ることは、絵を描いたり、作曲したりすることに似ている。創作のためには、4つの基本コンセプトを明確にしておかねばならない。「テクニック」「努力」「才能」「インスピレーション」。そして、この4つのパランスも不可欠だ。テクニックをマスターすること。身体を遠くへ押し出すのに役に立たない動きや、エネルギーを浪費するだけの無駄な動作は一切排除する。そして、どんな動きに対しても細心の注意を払い、ケアしてあげること。
とか、熱いことを言っています。ちょっとクラクラしました。
そして「素潜り世界一」だけど、これはまさに映画「グランブルー」で素潜りで115mとか潜る世界の話。以前にNHKで8000m級の山14座を登頂した竹内洋岳と素潜り100m越えの篠宮龍三という両方に極端な二人の対談で興味を持ったので買ったのですが、世界観が違いすぎて圧倒されます。3、4m潜っただけで耳が痛くなるしそもそもそんな何十メートルも潜ることはないでしょうけど、この動画を見るとすごく楽しそうで素潜りに興味が出てきます。
あと、この2冊とも書いていたのですが「何もかも上手く行った時よりも、失敗をした時の方が見直す機会になって成長の糧になる」的なことを言っていたのが印象的。
最近買った本はこんな感じですけど、それ以前に買った本も含めて積読がモリモリ増えている。
2015年はもう少し本を読みたいところです。