ツールド妻有 2018に参加してきました

越後妻有 大地の芸術祭の里のコミュニティアートとして開催されたツールド妻有 2018に参加してきました。

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前日は車で行って大地の芸術祭を見て回ろうかと思っていたのですが、事前の情報であちこちの駐車場が渋滞していると聞いていたので友達と一緒に新幹線で越後湯沢駅まで行ってそこから自走しました。

清津峡を通ったので清津峡渓谷トンネルへ。ここはライトケーブがあったのですが、これは圧巻。
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このあとミオン中里で受付をして参加賞のジャージをもらう。
これはスタート前の様子だけどみんな同じジャージを着て走るんです。
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エントリーフィーがそれほと高くないのにこんなジャージをもらえるってのはなんなんだ?
そもそも大地の芸術祭ってタレルの光の館を作っていたり、今回もレアンドロとか草間彌生の作品があったりして「なんでこんなに金があるんだ?」と疑問に思う。横浜のトリエンナーレの方が金がありそうだけど年々しょぼくなっていくのとは対照的。

それはさておき宿に荷物を置きに行ってから少し遅い昼食にへぎそばを食べて、あとは宿に戻って飲み会。
自分は抑えていたけど、ガンガン日本酒を飲んだ人は次の日は不調になっていた。以前にトレランのレース前日にロシア人とウォッカ対決をして次の日げっそりしたことがあってから前日のお酒は控えめにしている今日この頃。


ツールド妻有の当日は朝5時に起きて6時からスタート地点へ。
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スタート地点まで10キロくらいでしたけど「ちょっと離れた宿」っていいかたは…自転車乗りの距離感は色々おかしいよね。そもそも今回のメンバーはトライアスロンの人とかブルベで先週に北海道2400km(!)を走って来た人とかツワモノ揃い。
そして前日まで雨予報だったのに曇り予報に変わって一安心。

朝7時のスタート。
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沿道で応援してくれる人が朝7時からすでに飲んでいる人がいたけど、スタートダッシュが決まりすぎている。

走り始めてすぐに気づくのですが、全員同じウェアなので一緒にスタートした友達とかがほぼ区別つかず。坂は速度の差が出やすいのでばらけるのですが、もう全然分からない。気にしてもしょうがないので気ままに走る。エイドで「おっと」って感じで再会して話しをする感じ。

さて、コースの方はひたすら登るか下るかの連続。めちゃくちゃ長い坂はないけど徐々に足が削られる。とはいえスプロケを変えて珍しくローを28にしたので関節に来るような登りの辛さはなかった。
登りで印象的だったのは距離はそれほど長くないけど直線で斜度12%のガリガリ君坂なんてあった。登り切るとエイドでガリガリ君がもらえる坂なんだけど、ガリガリ君は偉大。
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お昼を食べる農舞台に草間彌生の作品が置いてあって驚く。コースと作品の位置関係を全く理解していなかったので驚きがあってよかった。もっと事前に調べて寄り道って手もあったなと。
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曇り予報だったのに写真を見てわかる通りの晴れっぷり。念のためウィンドブレーカを持って行ったけど使わずじまい。というか実際は晴れで暑くてなかなか辛かった。途中気温が下がって風が吹き始めるなんて典型的な雨が降りそうなシチュエーションもあったけど、結局雨には降られずじまい。

90kmくらいを超えると流石に登るのが辛くなってきた。最後のきつい登りをクリアして寄る価値があると前日聞いた美人林へ。これが確かに良い場所。写真だと全然伝えることができないので実際行ってみることをお勧めします。
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美人林で思い出したけど、ツールド妻有のエイドステーションって食事がすごく充実していたんだけど、飲み物がほぼ水。一応薄めてスポーツ飲料にする粉末がもらえたけど、その二つだけで飲み物は飽きる。美人林にあった自販機でオランジーナを飲んだら生き返った。

そんなこんなで120キロを走りきる。いい感じに疲れたのでゴール後の写真を撮り忘れた。

ゴール後は東京まで輪行の前にキナーレでお風呂に入る。
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お風呂の後にレアンドロの作品を見ようと思っていたんだけど、普通にお風呂に向かう途中で観れて大喜び。とりあえず越後妻有 大地の芸術祭で観たかった3つの作品を見ることができた。よかったよかった。
この中庭をプールにした作品なんだけど、子供は大喜びでびしょびしょになって親が「あ゛〜」って叫んでいる光景が非常に微笑ましかった。

帰りは流石に越後湯沢まで自走というわけにもいかず十日町駅から輪行して帰宅。

なかなかエグいコースながらツールド妻有は楽しいイベントでした。次回は3年後なのかよくわかりませんが、また参加したい思います。

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