虫の息だと思っていたパイオニアからまさかの新型パワーメーター発表!
アメリカでパイオニアから新型パワーメーターとサイクルコンピュータが発表されました!
ここのところパイオニアのニュースといえば会社はどうなるのかって感じのニュースばかりだったり、サイクルコンピュータも4年くらい放置なのでこのまま自然消滅かどこかにパワーメーターだけ売り飛ばされるんじゃないかくらいに思っていたので、新型パワーメーターとサイクルコンピュータが出てくるとは思いませんでした。
新しいパワメータ(型番はSBTシリーズ)の変更点は「PIONEER ANNOUNCES NEW DUAL LEG AND SINGLE LEG PEDALING MONITOR POWER METERS WITH BLUETOOTH CONNECTIVITY FOR SHIMANO DURA-ACE R9100 AND ULTEGRA R8000 CRANKSETS」てなプレスリリースを見るとこんな感じでしょうか。
- Bluetooth Low Energyのサポート
- 新しいシクロスフィア・コントロール・アプリを使ってiPhone、Android端末からゼロ点校正、ファームウェアのアップデートが可能に
- ペダリングモニターがWahooのELEMNT、ELEMNT BOLTで利用可能に
- 防水、防塵性能がIP66とIP68に
- 左クランクの性能がコンパクトになってトレックに対応
新しいサイクルコンピュータは見るからにWahoo臭がしますが、ポイントはそこではなくてナビの機能とかがついたみたいです。
パイオニアのサイクルコンピュータはあまり興味がないのですが、ポイントはWahooとパートナシップ関係になってELEMNT、ELEMNT BOLTでもペダリングモニターが使えるようになること。
Garmin派なのでWahooに対しても微妙な気持ちはあるのですが、パイオニアの古びたサイコンではないのでこれならありです。
そのあたりのニュースはともかく、個人的に気になったのはこの価格表。アルテグラR8000のクランクがセットで$999.99、デュラエースR9100のクランクがセットで$1299.99って価格。
単純に「すげー安い!」なんて思ったのですが一般的には全然安くないですね…ではなくて、新しいシリーズで価格が安くなったのかと思ったら、旧モデルのSGYシリーズからこんな価格。日本同様にクランク持ち込みの場合は$799じゃないですか…なんですか、この内外価格差は。ここはがっかり。
とはいえ、国内ではまだ未発表。詳細がどうなるかはまだわからないので、座して待つことにします。
実はFC-R9100-PとアルテグラDi2の組み合わせで注文を直前に入れていたのですが、パイオニアのパワーメーターの欠点はサイクルコンピュータだったので、これで完全にネガがなくなったのでキャンセルして新しいSBTシリーズの日本での発表を待つことにしました。
※2018年9月27日 追記
ワフーのサイクルコンピューターに対応したことが発表されました。新型のパワーメータ、またこの契約についての詳細等のプレスリリースはありませんでした(サイクル関連 | パイオニア株式会社)。