光の館に泊まってきた

以前から一度泊まってみたかったジェームズ・タレルの光の館にやっと宿泊することができました!

話はさかのぼること半年以上前。会社の同僚と別の旅行に行った際に話をしていたら「12人分予約して会社の人に声をかければそのくらい集まるでしょ」なんて話になって勢いよく予約。

一応会社の年間のスケジュールを考えてこのタイミングならみんな大丈夫という日を選んだので、会社で好きそうな人に適当に声をかけたらあれよあれよというまに12人集まる。

GWの渋滞を考えて新幹線、レンタカーの手配も無事済ませて準備万端。
肝心のよしかわはヘッポコっぷりを発揮しておろおろしていただけ。

しかし予約の日が近づいてきて天気予報を見てみると無情にも週末は雨。
それでも予報では夜からは晴れて、朝のライトプログラムは見れそうなので一安心しつつ旅行出発。

越後湯沢の駅に降り立つと雨だったものの南魚沼あたりのラ・モンテマーレで昼食を食べていたら雨が止む。猿倉山ビール醸造所についた頃にはこんな天候。ビバ!晴れ男!

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アイスなどを食す。
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しかし、遠くから見ても峠に厚い雲があって十日町は雨が予想できたのですが、やっぱり雨。
宿の中の軒先で佇む同僚の図…
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夕食は仕出し弁当が頼めたみたいなのですが、キッチンや調理器具なんかを調べてから買い出しに行くことにきめていました。そう、光の館にはキッチンと湯飲みや鍋とか一通り料理ができる環境が整っています。

しかし、チェックインを16時にしたのですが、この日のライトプログラムは18時過ぎからスタートなので時間がないことに気づく。これは完全に失敗でした。
男性陣が買い出しに行って、その間に女性陣がお風呂に入ってもらう形で二手に分かれる。
お寿司とお惣菜とお酒を買って17時半頃に光の館に戻って男性陣もお風呂に入ったりして、ライトプログラムを待つ。

天候は相変わらずの雨。ただし20時頃には雨雲がなくなるという予報なのでそれを期待しつつ夕食とライトプログラムをスタート!
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鴨居というか長押のあたりに設置されたライトの光が刻々と変わってジェームズ・タレルの言う「光の知覚」を再認識させられるような状況を楽しむ。といってもライトが青くなると「うわー、刺身が美味しそうに見えないと言うか食べ物に見えない」とかそんな会話をしながらワイワイと楽しむ。

そうこうしていたら雨が止む!もう大喜びで天井をオープン!晴れ男万歳!
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様子をタイムラプスで撮影してみました。




ちなみに、4月の末でこの日は気温が10度を下回る天気だったので屋根を開けたら寒いこと寒いこと。
寒さのあまり体を温めるためにスクワット大会。

そんなこんなでライトプログラムが終わって真っ暗になると星が見える。持っていった小さな三脚を使って真っ暗なかで30秒の長時間露光をしたら北斗七星まで写っていてなかなかエモい写真が撮れた。
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よしかわはメガネをしても視力が0.7とか0.8くらいなので全然わからなかったんだけど結構流れ星も見えたみたい。

外に出て光の館の姿も写真に収めたり。
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しかし、この施設を雪から守るための雪がコネットってネットがなければよかったのに。でもこの生活感がある姿もなかなか面白い。

このあとお風呂に入ったのですが、明かりがすごく面白いのですが、光量は全然足りないのでシャンプーとボディーソープの差がわからない。
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そういえば、お風呂周りの設計は問題が多かった。
引き戸の先に更衣室、トイレ、洗面台がごっちゃになった部屋が二つあって、その先にお風呂なのでお風呂中はトイレに行くのがいろいろ問題あり。深さも微妙に深くすぎ。

そんなこんなで就寝。

そして、午前4時前から朝のライトプログラム。
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気温が4度くらいなので布団にくるまりながら見ていた。
でも、布団にくるまって午前4時頃に寝っ転がったりすると寝るよね…よしかわはなんとか寝なかったけど、たびたび寝息が聞こえた。
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朝のライトプログラムもタイムラプスで撮影した。


出発前に最後にもう一回開けたけど、天気がいいと朝の日差しが気持ちよくて暖かくてても素敵だった。みんなゴロゴロしたり本を読んだりと思い思いの楽しみ方をしていた。
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ちょっと他では味わうことができない1日を楽しむことができました。
同僚たちも気に入ってもらえたみたいで、来年は今年の反省を生かしてあーしよう、こーしようとか話していました。よしかわとしても今回は夕焼けも朝焼けも堪能することができなかったのでリベンジします。秋にはまた来年の予約しよう。

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