第17回Mt.富士ヒルクライムに参加してきました。
今年はいつもの時期に無事開催された第17回Mt.富士ヒルクライムに参加してきました。
昨年はコロナ禍で9月に延期されたのですが、今年も東京の緊急事態宣言が延長されたりと大変な中で、そこそこ大きな規模のイベントなのでどうなるか心配でしたが無事開催されました。
昨年のようにゼッケンが事前に送付されることなく、今年は例年同様に前日受付。受付に合わせて開催されるサイクルEXPOで試乗などができるという話なので張り切ってお昼に到着。腹ごしらえで久しぶりにほうとう不動でほうとうを食べてカーボローディング。てか、この建物が好きなのです。
それはさておきサイクルEXPO。
今回はよしかわ大好きBMCとあんまり富士ヒルクライムのイベントで出展イメージがないTrekがブースを出していたので試乗。
まずはBMCのSLR01 THREE。
先代モデルのリムブレーキモデルをすごく気に入っているのでとにかく気になるニューモデル。リムからディスクになるとスルーアクスル化で剛性が上がってどっしりした走りになるとか聞いたのですが、乗ってみたらリムモデルと変わらない軽快さ。
また、いまSLR01のサイズが51なのですが乗っていたらだんだん小さい気がしてきていたのでサイズ54を試乗してみたのですが、跨った瞬間にしっくりくる感じで「これだ!」って衝撃が走る。
3世代目SLR01を買って3年だし自転車として不満はないんですよね。冷静に考えればサイズの問題もステムを20mm伸ばせばいいだけだし…と冷静になりそうになっています。冷静になったら負けなんですけどね…
ちなみに買うのであれば色とコンポの関係でSLR01 FOURかな。ホイールだけちゃんとしたものするイメージ。妄想?
続けてTrekのÉmonda SLR9。
最近非常に気になっていたフレーム。実際乗ってみたら乗りやすいという評判通り乗りやす。クセのない普通のロードバイクでした。自分の持っているBMCからTIMEに乗り換えると踏み始めた時の軽快感のなさ、曲がる時のゆったりした感じとかにびっくりするのですが、Émondaは特に軽快さを感じたりはしないのですが、かと言って眠い感じがするわけでもなく乗る人の感覚通りに走れる感じがします。チョイ乗りではなく長い距離、また長く乗ってくるとじわじわと良く感じるのかもしれません。ただこの2台を比較した場合はBMCを買います。
夕食はBBQ。以前同じ宿に泊まった時は0時まで飲んでしまって次の日がグダグダになったのですが、やっぱり楽しくなって就寝は23時…ダメだこりゃ。
さて、レース当日。
天気が心配だったのですが朝の時点ではなんとか曇り。スタート地点に移動したところで小雨。
スタートは前回同様にスタートタイミングが一斉スタートではなくて指定された30分以内にスタートという形。7時15分から45分のウェーブだったので7時35分くらいにスタートしたらとにかく人がいなくて快適。
路面は濡れているのですが雨もなく気温も少し肌寒い程度で非常に走りやすいコンディション。最近やっと回すペダルができるようになってきたので回すことを意識して出力は230W程度で進む。しかし数キロ走ったところやっぱり左足のお尻から腰にかけてが痛くなってくる。去年も同じところが痛くなって足が痺れて困ったんだけど今年はそうならないように前に座ったり、後ろに座ったり、ダンシングを多めにしたりとあれこれしながら誤魔化す。
富士ヒルクライムって10キロ地点くらいまで少し辛くてその後楽になるのですが、そのタイミングぐらいでブラケットではなくて上ハンドルのポジションにして体を立てて乗ると腰からお尻が楽なことに気づく。
ここからポジションを変えて少しペースが上がるも、今年は3月から忙しくて平日のランニングができなかった影響で体重が危険水域の72kgになっていたので重い…
それでも頑張って走って、最後の勝負場所の奥庭駐車場の最後からダンシングで加速してフラット区間は40キロまで上げる。最後の登りは例年ほどタレることはなかったのですが、いつも通りグダグダになりながらゴール。
肝心のタイムは1時間37分50秒。体重増加を考えると悪くはないのですが、タイム自体はもう一声。来年はブロンズに返り咲きたい。
ゴールした五号目はアナウンスによると気温は0度…
預けた荷物に入れた補給食を食べて、とっととウィンドブレーカと冬用手袋つけて下山。防寒着のない下半身というか太ももが切るような冷たさ。心配だった下山待ちの列はすぐに下山したのがよかったのか参加者が少なかったかわかりませんが、待ち時間なくすぐに下山出来ました。あそこで止まって待つのが辛いんですよね。
年に一度の健康診断ならぬ体力測定イベントとなっている富士ヒルクライム。仕事の関係で直前の調整が今ひとつだったのですが、それを考えるとまぁまぁな結果かな…
今年後半に出るITJ、一年後の富士ヒルクライムに向けて体を絞るのを頑張ります(毎年言っているな)。