激しく落車して救急搬送された

友達と栃木の方に走りに行って激しく落車→救急搬送されました。

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まず、事故状況。
場所
栃木県のどこか
速度
32km/hくらい
時間
16時半くらい
日没のタイミングで少し暗くなり始めたぐらいの時間で路面が見にくい状況でした。3人で走って一番後ろで隊列の中では少し左よりの位置どりをしていました。

コースに轍か何か少しコブのようなものがあったようでハンドルを取られて落車。

ハンドル持って行かれて手からハンドルが離れて「あっ」と思った瞬間何もすることもできずに道路に背中を叩きつられてました。

たぶんハンドルを右に取られて体から吹っ飛んで、地面に肩から落ちた模様。
ジャージとビブの肩の部分激しく破れていて、ヘルメットは地面に掠った感覚はあったのですが、頭からは落ちなかった模様。

そんなわけで背中から落ちたため呼吸困難になって全く動くことができず。友達にクリートを外してもらって四つん這いでなんとか道路か横に移動したんですが、全く立つこともできないし喋ることも出来ず。

この状況を見て友達が救急車を呼んでくれて、病院に運ばれました。
レントゲン撮影して結果は肋骨を3本ほど骨折。気胸にはなっていない模様とのこと。とりあえず肋骨骨折のバストバンドをしてもらう。
土曜日だったので週明けに自宅最寄りの病院でもう一度詳細な検査をするように紹介状を書いてもらう。
なお、栃木とまぁ近郊だったのでほぼ近所を走る装備しか持っていなかったので保険証を持っていなくて病院は保証金と念書。薬は満額支払い。さらに後日保険証を持って病院に行く羽目になったので「保険証は常に持っていこう!」と心に誓いました。

だんだん落ち着いてきて、まぁなんとか動いたり喋ったりができるようになっていました。
ただ、肋骨の痛みはなかなか酷くて突然具合が悪くて医者曰く強い痛みで「迷走神経反射」だろうとのことでベットで横になって座薬の痛み止めを挿入される。痛み止めのおかげでかなり楽になりつつも、病院の会計、薬の会計、なんか書類作成をする。

自転車は友達の一人がスタート地点まで車で来ていたのでピックアップしてくれて病院まで来てくれました。
また、栃木から輪行は流石に無理そうだったので家族に車で来てもらうように連絡。

この後に事故ということで警察に来て欲しいとのことだったので警察であれこれ質問に答えたり、事故の扱いをどうするかとか回答。

この後ファミレスで食事をして家族を待って車で帰宅。
ちなみにファミレスで友達が肋骨骨折の経験者がだったので寝返りが打てなくて大変だとかいろいろ話を聞きました。

帰宅後になんとかシャワーを浴びて、就寝。ただ肋骨骨折の何が辛いってベットで横になるのが辛い。
ベットの一番端でなんとか横になって布団をかろうじてかけて眠る。

次の日は日曜日だったので痛みに耐えつつ椅子に座ってぼんやり過ごす。
夕方以降くらいだったかな、呼吸時にヒューって変な音がするので「これが気胸なのか?」なんて思いつつ過ごす。
二日目の夜はベッドで横になるもの辛かったのでソファーに座ったまま寝る。

月曜日に最寄りの総合病院に行ってまずは整形外科で診察。レントゲンを撮ってもらったら「土曜日の診断は肋骨骨折ということですが、結論から言えば状況は悪くなっていて気胸になっています」ということで外科で診察を受けることに。

外科に行ったらCTスキャンをとって気胸の説明を受けて即入院が決定。
普通の気胸は肺(?)に弱いところがあるので再発の可能性があるけど、今回は強い衝撃で穴が空いたので再発の可能性は考えなくて大丈夫とのこと。で治療は管を刺して肺の周りの空気を抜いて肺を広げる必要があるとか。

そんなわけで午後は点滴で構成部室を入れたり血液検査をしたり、入院用にPCR検査をしたり。
手術は脇腹に少し麻酔をして話しながらの手術。管を刺した時に「プシュッ」って空気が抜けるような音がしたのが面白かった。
そのままホースを繋いでドレーンを貯める機械を繋がれる。

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この機械は結局一週間ほど引き摺り回す仲となります。
ついでに擦過傷もあちこちにあったので念の為に破傷風ワクチンのワクチン接種もしてもらう。

気胸と診断されたのでよく「息苦しくはありませんか?」と聞かれたのですが苦しさは特にない状態。ただ血中酸素濃度は90%前半くらいでした。
なお、上の写真で赤とか緑のケーブルが見えていますが念の為に心拍、血中酸素濃度をナースステーションでモニタリングするためにつけられたセンサーのケーブル。

このあと病衣室に移動したのですが、病室はコロナ対策で個室。二日程個室で様子を見てPCR検査をして陰性だったら大部屋に移動とのことでした。

病院のベッドが介護ベッドで起き上がり機能がついているのが本当に助かった。これで70度くらいまで立ち上げるとベッドが一人で出ることができる!返ってからも使いたいくらいだったので思わずレンタル代を調べる。

入院するとは思ってもおらず病院に来たのでiPhoneの充電器すら持っていない状況。
とりあえず家族に入院する旨を伝えて、持ってきてもらうものを伝える。

初入院なので初病院食。
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量的にはおかずが少ない以外はまぁ普通の量。味は少し薄い気もするけど許容範囲。

翌日に擦過傷の治療も始まる。デュオアクティブってでっかいキズパワーパッドを体のあちこちに貼ってもらう。
すでにキズパワーパッドを貼ってあったんだけど、これを剥がして石鹸で洗ってからデュオアクティブを貼ってもらうんだけど、定期的に洗うのがよいんですかね。ちなみに翌週には一箇所を除いて一週間後にはほんの少しのかさぶたを残してほぼ治っていました。すごいな。

翌日の夕方に頼んでいた荷物があれこれ届く。やっとiPhoneの充電ができる。
なおベッドの上にしかコンセントがなかったので翌日配送されるAnker PowerLine III USB-Cの3mケーブルを急遽買って持ってきてもらったんだけど、かなり助かった。これ一本でMacBook Pro(仕事用)の充電、MacBook Pro経由でiPhoneの充電、任天堂Switchの充電ができた。3mあるので余裕があって取り回しも楽でよかった。
ただ冷静に考えるとただの延長ケーブルでもよかったのかもしれない。

で、以後平日のお昼はテザリングをしてお仕事。必要なタイミングだけ繋ぐようにしていたら大体600MBくらい通信をしなかったので20GBほど転送量が余っていたので余裕でした。まぁ基本的にローカルのDocker環境で開発と社内チャットでコミュケーションを取れれば仕事ができてしまうのです。リモートワーク万歳。
9時から18時くらいまで仕事して、夕食。あとはSwitchでポケットモンスター スカーレット・バイオレットを進める。


まぁ、そんな感じで一週間後に退院。
なお、自転車乗りの肋骨骨折はメジャーな怪我の一つなのでいろんな人にアドバイスをもらえた。
また、高額療養費制度のことをも教えてもらった。月額の自己負担額の上限を超えると払い戻しされる制度なんだけど、教えてもらった人にマイナンバーカードを持っていると最初から上限金額しか払わなずに済むようになって申請の必要がないって返すと口々に「それは便利だ!」と返ってくるのが面白かった。

帰宅後に事故直後は体が辛くて車の中に放置したまんまのだった自転車を組み上げてみる。友達に片側のSTIのブラケットがボロボロと聞いていたんだけど、ハンドルが折れていた…
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バーテープが巻いてあるから少し垂れ下がっているように見えるだけで済んでいる。ちなみにDi2の変速は問題なくできた。

この自転車は昨日お店に持って行ったら落車でクラックの有無は見た目ではわからないのでカーボンドライジャパンでチェックの必要があるとのことでチェックをお願い。バラす関係でオーバーホール費用と交換用のハンドル(新しいハンドルはOnebyESUのジェイカーボン グランモンローSLにしてみた)とで結構な出費に…なお、何か怪しいところがあれば即廃車予定。下りアタックをついしてしまう人なので怪しいところがある自転車には乗りたくない。

そのほかにウェア、ヘルメットがダメになったので買い換えないと。
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ヘルメットはこんな感じで擦った感じなんだけど、よく見たら微妙ヒビが入っている。

あとRaphaのブルベジャージ3/4 Bib Shortsの肩の部分がボロボロになってしまった。

いろいろ出費がきついんだけど、ヘルメットは在庫がないので注文できないのが痛い…
Rpahaのウェアの方はジャージは2016年に買って春、秋頃に着まくったせいでせいで色が焼けて白っぽくなっていて買い替えをしたかったところ。ビブの方もLサイズはRaphaの人に「Sサイズでも大丈夫なくらいなのでLサイズはパッドが浮いてます」と言われていて買い替えたかったのでちょうどよかった。

そんな感じでしょうか。
気胸は治って肋骨の痛みは2週目にしてまだ残りますがほぼ生活はいつものように送れるようになりました。
ただいま保険の請求をしたり、なんだりと後処理をしています。

最後に、保険証を持って再び救急搬送された病院に行くってのは本当にめんどくさいので保険証は持ち歩くようにしましょう。普段の財布と入れ替えがめんどくさいけど、治りきらない体で片道2時間かけて病院に再び向かうとか本当に不毛です。

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