TPUチューブに変えてみた
局所的な気がしますが話題のTPUチューブを試してみました。
今回選んだTPUチューブはCYCLAMIって会社の製品(Amazon)。CYCLAMIを選んだのはTPUチューブで軽量化のためにバルブ部分が樹脂になっているものがあるのですが、材料的に心許ない。どこかのレビューを見て金属製のCYCLAMIを選びました。
なお価格はチューブ2本とリペアキットが付いたセットがちょうど¥500オフのクーポンがついて¥3,200ぐらい。このブチルチューブより少し高い程度の価格なので試すにはちょうどいいかなと。以前は¥4,000越えとかで試すには覚悟のいる価格だったのでしたよね。
気になる重量を測ってみたら37g。樹脂製のチューブより数g重いのですが、この程度なら誤差みたいなものですね。
それまで使っていたブチルのチューブが91gだったのでざっくり55g。前後のチューブを計っていないので詳細は不明ですがトータルで100gちょっとの軽量化でしょうか。
素材感は薄い浮き輪みたいな感じ。
特筆すべきはこのコンパクトさでしょうか。これ予備チューブがコンパクトになるのでツールボックス内の配置がいろいろ変わりそう。
早速インストール。色がすごい…もっともこのおかげで噛み込みはチェックしやすそう。
なお、装着時の空気は少しだけにしないと膨らんで元に戻らなくなるという話だったのですが、ブチルの時と同じくらい(全体に空気が行き渡ったかなというくらい)で普通に装着できました。
このチューブのインストールは水曜日に行っていつも通り6barまで空気を入れたのですが、実際に乗った日曜日には5barまで落ちていなかったので雰囲気的にはブチルチューブと変わらない感じでしょうか。
なお、今回チューブを変えた理由の一つが使っていたブチルチューブがあまりにもパンクしなかったせいでバルブがだんだんダメになってきたのか1週間で2barくらい空気が抜けるようになっていたってのがあるので毎週の空気を入れるのは特に苦にならず。
さて、実際に乗ってみました。といっても距離にして50キロ程度。
乗り心地は若干悪化しますね。スピードを上げるとわからなくなりますがゆっくり走っていると地面の変化を以前より感じます。ただその程度です。
走り始めの感覚も少し軽快になった感じがするのですが、前後のタイヤがそれぞれ50g軽くなった変化を感じ取れるとはとても思えないので思い込みの可能性が高そう。肝心の一定のペースで走っている時の感覚の変化は全くなし。
で、いつものコースを走った時のタイムなんかに変化はなし。
あとは耐久性とパンク時の対応がの難易度でしょうか。こればっかりは使ってみないとわからないのでしばらく使ってみますが、何事もないことを祈ります。パンクに関しては空気を入れすぎると伸びてしまっていろいろ面倒という話なので難易度は高そうな気がします。チューブ自体がコンパクトになるので修理はせずに予備チューブに変えてしまった方がいろいろ運用も楽かもしれません。
とりあえずこんな感じでしょうか。また何かあったら記事を書きます。何もないといいけど。