ツールド妻有2024
2018年以来のツールド妻有に参加してきました。
今年は大地の芸術祭があるので車で行って前日から色々見て回る。
以前宿泊したこともあるタレルの光の館。
ちょうど行ったら屋根を開けていた。
なお、日の入りと日の出のタイミングで行われる光のインスタレーションはその時間以外は見れないとか。
やっぱりここは宿泊しないとダメですね。
近所ということでそばにあった小嶋屋総本店ってなお店でへぎそばを食べたけど皇室に献上したこともあるお店とかでまぁまぁ混んでいていて驚くなど。
その後受付をしてから大地の芸術祭の華園へ。清津峡の「Tunnel of Light」を作ったマ・ヤンソンの「野辺の泡」を見にいく。中にも入ったけど若干酸素が薄いのか頭が痛くなったのであまり長くは中には入れなかった。
最後にMonETこと越後妻有里山現代美術館へ。さりげなく名和晃平の作品があったりした。
そんなこんなでいい時間になったので宿へ。一番館さんに泊まったんだけど、建物は古いながらも行き届いていて良い宿でした。食事も美味しいし量もちょうどいい感じ。なんかよくこれでもかって品数が並んでいるところがあるけど、このくらいでちょうどいい。
ツールド妻有は天気予報が雨だったのかだんだん後ろ倒しになってお昼から雨の予報に。
おかげさまでスタートは曇り。暑さが心配だったのでちょうどいい天気。てか暑いの苦手なんです…一応事前に走り込みをしてGarmin上は暑熱適応は100%に仕上げておいたけど、この数値って簡単に上がるから意味があるのかは不明。
そういえば、今回は知人が結構参加していてスタート前に揃って記念撮影とかしていた。
しかしこの3年に一度のお揃いのジャージが配布される年なので走り始めると区別がつかないという状況。まぁ自分が思いのままのペースで走っていたこともあって第一エイドの時点で単独想になっていました。
しかしまぁ登ること登ること。そして下りで自分の自転車のブレーキのうるさいこと。旧型のSM-RT800とメタルパッド組み合わせは下りなんかの連続ブレーキで熱を持つとうるさいのを知っていたのですが、この手のイベントでうるさいのはやっぱり良くない。
エイドの食事の写真を撮り忘れているのですが、エイドが頻繁にあることと充実度はツールド妻有の魅力の一つで。全然記憶になかったのですが、エイドにお漬物があったり、おにぎりもサンラップで巻いたエイドのある地域の人が作ってくれた感があって非常に良かったです。
今回友達で圧倒的に早い人がいたのですが、後半スタートでもすぐに追いつかれると思ったのに結局最後まで追い付かれなかったのは、初参加で全てのエイドを満喫していたからとか後で聞きました。
名物のガリガリ君坂を登り切ったところでもらえるガリガリ君。
なお、この坂は以前34×28で以前登っていたのが謎なくらい辛い。12速化して34×34とか以前だったら考えられないくらい乙女ギアで登っていた。さらに謎なのはそんな状態なのにGPSの記録を見ると以前より20秒も早い…全然納得できない。
松代の分岐地点にあるエイドで短い距離に参加した友達と食事をしてのぼりの多いコースに行ったけど、まぁ辛いこと。こんなに辛かったけ?
あとアップダウンが多いコースなんだけど、久しぶりにチェーン落ちをやらかす。
ガッツリ落としてチェーンガードのシールが半分剥がれる。ピナレロ標準でついているシールなんだけど、ちゃんと物はしっかりとした金属製みたいなんだけど、これが半分剥がれた状態だとクランクというかチェーンリングに当たるようで「ペカッ・ペカッ」ってクランクを回すたびに情けない音をさせながら走る羽目に。エイドで少し調整したけどあまり変わらず、まぁ音の原因はわかっていて実害がないので諦める。
6年ぶり2回目のコースは流石にほとんど覚えていないけど、流石にここは覚えていた星峠の棚田。
コースと大地の芸術祭の作品の位置関係を全然把握していなかったので前日行った華園で使った道を走る。ここかぁ…なんて思ったり。
走行しているうちに雨が降り始める。14時頃だったかな。
この雨がなかなかで一部のきつい坂はダンシングをすると後輪が滑る状態だったので黙々と踏んでいく。流石に足をつきたくなったけど、なぜか120キロコースをママチャリで参加している若い子がいて、自転車で踏み切れない坂は走って(!)自転車を押していたので甘えてられない気分になる。
なお、雨が降るとブレーキのうるささは輪をかけてひどくなる。「これはブレーキ交換だな」と決意した。
ゴールまでラスト10キロくらいで雨も止んだものの道は滑りやすいみたいで普通に走っていた人がいきなり綺麗に転んだりするので慎重になりつつ走ってなんとか落車をすることもなくゴール。
いやー疲れた。「こんなに辛かったけ?」って思うくらい辛かったけど、楽しかった。
友達はこの後すぐに帰ったみたいだけど、自分はもう一泊することにしていたのですぐに宿へ。なお戻る途中でハスの池でお神輿を担いでいる人がいた。
これも大地の芸術祭的な何か?と思ったらこの地域のお祭りだったみたい。
その後宿に戻ってよく寝た。いや、帰らなくて良いって楽でいいね。
で、3日目。
農舞台へ草間彌生の作品を見にいく。これ赤い色が褪色していないのすごいな。ちゃんとメンテナンスをしているのか?とかどうでもいいことが気になったりした。
すぐそばにある松代城にある作品も気になったのでいってみた。すぐそばにあると言っても車で山を延々と登って。さらに駐車場から20分くらい山道を登るというハードな場所。
外観は城なんだけど一階がいきなりこの空間。「憧れの眺望」って作品紹介のページをみてもっと真ん中のオブジェがエッジがったものかと思ったら見ての通りのしわくちゃなものでそのギャップが良い。
2階の樂聚第、3階の脱皮する時も非常に良かった。
なお、雪の中このお城まで登ってくる障害物競走「のっとれ!松代城」なんてのがあるみたいですごい楽しそう。
松代城でスタッフの人と話したら、脱皮する時を作った人が作った脱皮する家という家全部を掘った家があるとかだったので行ってみた。圧巻だった狂気。怖い。
ここからもう少し登ったら星峠の棚田だった。
この後中を食べて清津峡へ。
説明を読んで前回参加時にみた2018年が出来た年だったのね。
しかしここは映える(死語?)せいかすごい人だった。しかしこの写真せっかく人がいないところなのに反射したアーチが切れているの構図的に大失敗…
あとは車で帰宅。新潟遠いけど最近の車はあんまり苦痛じゃないのが助かる。次回も車だな…
こんな感じでツールド妻有は大地の芸術祭の年だったので自転車もアートも満喫できました。