ツール・ド・美ヶ原 2012

Gekisaka！ってことで坂がキツさがウリのツール・ド・美ヶ原に参加してきました。

上高地なんかに遊びにきたとことがある程度で実は松本市内はなじめてだったのでかなり観光気分でスタート。
宿も酒井屋旅館なんてかなり良さげな宿でかなりのんびり…
そんな甘い話ってことはなくてエントリー後に明日のコースの途中となる美鈴湖まで試走。いやいや、これがなかなかの坂。スプロケを12-27Tに交換していたのでシッティングで登れましたがフロントタイヤの接地感が心もとなくなってウィリーしそうな感じ。
しかしあまりの激坂で蛇行するとか、そもそも登れないとかって坂だったらどうしようかと思いましたが、なんとかなりそうな坂で一安心。

話は一気にレース当日になりますけど、朝起きたら上半身に違和感が…前日の試走の影響が残っている。
そして、外は薄曇り…と思ったら雨が降ってきた。

雨だったおかげで準備は結構ばたばたしたのですが、運良くスタートは先頭。といってもスタート自体は小集団に分けての何度もスタートの繰り返しなので比較的簡単に先頭になれます。そのおかげでこんな風景が…
激坂部分の混雑でコース取りができないのが心配だったので激坂部分までは本当に先頭集団で走って徐々に失速。ダンシングを織り交ぜたのですがダンシングをすると雨で路面がぬれているので後輪がスリップする…どんな罰ゲームだよ。
この激坂のおかげでかなり足は売り切れ。平地ではちゃんと踏めましたがのぼりは27Tを頼ってしまってペースをあげることができず。

さらに少し前にスタートした知人達に追いつくことができず。10キロ地点で30分前にスタートした知人女性に追い抜いたのですが、それ以降に知り合いには誰も追いつけず。ずっと頭の中で「やっぱある程度以上の斜度があるとだめだなぁ」なんていい訳ばかり考えていた。
それでも平地や一部下りは気合いを入れて踏み込んで64キロくらいまで速度を上げたりしたおかげで結果は1時間31分03秒とかって結果。
良くはないけど、それほど悪くもない結果でなんとも悔いが残るタイム。
そして実は10キロ地点でほとんどの知人達は抜いていた模様、完全に周りを見る余裕がなかったみたい。

ちなみにゴール地点は雨の影響でこんな状態。7月とは思えないくらい寒い。
ゴール地点で配っていたトマトは美味しいのですが寒い…
そんなこんなでしたが、かなり苦しめたのでなかなか良かった。天気が残念だったので来年もできれば参加したい。

最後になりましたがGPSのデータはこんな感じでした。