第二世代AlterLockが届いた!

自転車盗難防止デバイスAlterLockの第二世代が届きました!

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発売と同時に注文して使い続けていたAlterLockの第二世代が登場。2018年末に飛びついて2年目くらいの昨年末からスピーカーが死んでしまい追跡、通知はしてくれるのですが音が鳴らないという状態だったのです。

まず「AlterLockとは何か」ですがざっくりと言えば「広域通信網を利用した自転車盗難対策」システムです。
この盗難対策は3つの機能から成り立っています。
  1. 振動検知による盗難アラート
  2. スマートフォンへの盗難通知
  3. GPSと広域通信網を使った追跡
基本的には最初のアラームと通知で盗難を諦めさせるのと、すぐに異常に気づけるってところがポイントでしょうか。もっともこの程度だとBluetoothを使った紛失タグと変わらないような感じですが、最後の広域通信網(AlterLockはSigfox)ってところがポイント。Bluetoothは近距離で10〜20mの距離でしか反応しない&同様のサービスを利用している人がいないとどこに持ち去られたかわからないという問題があります。
Sigfoxを使ったこのAlterlockはどちらかと言えば携帯電話に近いサービスなので月額料金がかかったりしますが、その分Sigfoxのサービスエリアであれば追跡が可能です。またSigfoxは送信するデータサイズが小さいのバッテリの持ちが良いのも特徴でAlterLockの場合はカタログスペック上は最大1.5ヶ月持つとか。

そんなわけで初代モデルを使っていたのですが、よしかわ自身は基本的に同じところばかり走るのと長時間目を離すこともないのでそもそも盗難にあったことがなかったりします。実際にこの2年間でAlterlockが作動したのはサイクルラックで隣の自転車を下ろす際にぶつかって作動したくらい。んで、そこにいた人に「これが例の盗難防止のやつですか!」といろいろ質問攻めに合いました。

ではなくて、第二世代です。
初代と比較すると見ての通りかなりコンパクトになっています。また今風に充電がUSB-Cになってくれました。
また、気になっていた剥き出しの充電口は相変わらずなのですが、同梱部品にカバー用のゴムが付くようになりました。無くしそうになるのでよくある一部が本体に固定されているようなタイプの方がより良かったかもです。
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なお、幅の広い方に充電口、ロック用のボタンがついているので広い方が上に来るように設置します。

設置はAlterLockのサイトを見るとダウンチューブに付けている写真がありますが、よしかわはシートチューブに取り付けています。以前ボトルの蓋の閉め方が緩くてダウンチューブをベトベトにしたことがあるので、AlterLockの充電口でそれをまたやったら悲惨だなと…
ちなみにこのAlterLock自体を外されてしまっては意味がないので第一世代の時にモノタロウで購入した「いたずら防止ネジ」をそのまま使っています。今回からは購入時に盗難防止ボルトが選べるようですが、上記の通り手元にあるので今回はそのまま以前のものを使いました。

で、シートチューブに取り付けした様子はこんな感じです。初代と比べるとこの写真だと変わらないような感じですが、逆側の飛び出し部分がなくなっていてツールボックスを取り付けるとほぼその影に隠れるくらいのサイズ感です。



一点気になるのはオートガード機能がなくなったこと。
AlterLockとペアリングしているスマートフォンが離れると自動的にロック状態になる機能で非常に便利だったので残念。その代わりペアリング状態限定で本体ボタンを押すとロック・アンロック(振動検知機能のON・OFFです)ができるようになっています。
また、位置情報の定期送信機能がつきました。これまで実際に盗難アラートが動かない限り位置測定がされないため「本当に位置測定しているの?」って不安だったので良いかも。ただバッテリの消費がどのくらい増えるかは気になるところ。まぁ2、3週に一回くらいでペースで充電するサイクルコンピュータの充電と同じ時くらいのタイミングで充電だったらちょうどいいかな…なんて思っています。ここはもう少し使ってみてバッテリの持ち具合を見てみます。

ちなみに、最初の写真にAlterLockが二つあるのは相方の分とかではなくて注文中の自転車の分です。世界的な自転車の需要の増加でパーツが届かずフレームから組み上がらない状態です…ぐぬぬ。

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